0日目 「初出勤!」


2月24日火曜日

今日から新しい会社(S社)に出勤、
しかし今日はとりあえず今後の予定と機器の説明、
本来なら朝から行く予定だったのだが、この前きた部長が午前11時にならないといないということで、とりあえずする自分の会社に出勤する。

経歴書などの最終チェックをして9時半に着替えに家に戻る。

やはりスーツで行くものなのでほとんどきることのない埃のかぶったスーツに着替える、
慣れていないので手間取りなんだかんだで30分ぐらいかかった。

すでに10時近く、
ここからS社までは電車に30分ぐらいのり、駅からはめちゃくちゃ近く5分も歩かないところにある(予定)。

行ったことがないので迷うといけないのでできるだけ急がなければいけない、あわてて家を出る。


電車に乗って目的の駅に着く、
すでに10時半、
大急ぎでS社へと向かう。

しかしこのS社ははたしてどんな規模の会社なのだろうか?
さっぱり情報がない、
この会社自体は従業員は数百人いることは会社の案内に書いてある、
この上の会社にいたっては星の数ほどいるみたい。

数百人ということはやはりこの支店にもそれなりの人数がいると見て間違いない、
とするとやっぱりビルの1フロワとはいかないまでもそれなりに大きい部屋をかりていて、
営業さんがいっぱいいてせわしく働いているだろう、
そこにいきなり一人で乗り込んでいくのは結構つらいものがある、
部長さんちゃんとはなしをつけていているのだろうか?
いって部長いなくて、君だれ?
とかいわれたらさすがにかなわんなー。


ちょっとドキドキしながらS社のビルにつく、
なんかビルちっこい、
まあ小さい分1フロワかりきっているのだろう、
3Fと書いてあったのでエレベーターで上がる(どうやら7階建てのようだ)。

エレベーターのドアが開く、
ふつーにただの雑居ビルで下手をしたら住人がいるんじゃないか?
といった感じ、

1フロワに10個ぐらいドアがある、
そこにいろいろな会社の表札が並んでいる、

うーんこれはどういうことだろう?
建物間違えたか?
でも1階にS社の表札が出ていたが・・・

キョロキョロと辺りを見ながら歩いていくとS社の表札のかかったドアがあった、
あきらかに普通のマンションの1室みたいな感じなんですけど・・・

インターホンとかもないのでドアをノックしてそのまま失礼しますといって中に入る、
そこには想像もしなかった光景が広がっていた・・・


入った瞬間に見えたのは机が5個向かい合わせでおいてあるのと、1つだけ別に置いてある机、
この別の机は一番奥にあり、パソコンがあってここに女性が一人座ってパソコンで作業をしていた、後は誰もいない。

女性が

「なにか御用でしょうか」

私「いえ、すいません、間違えました、失礼します」

ガチャ、スタスタスタ・・・

本当にやろうかと思いました、
本当に間違えたかと思いました、

父さん、僕はなんかとんでもないところへ迷い込んでしまったようなわけで、
どうやらこのまま僕は捕まってしまいそうなわけで、
しばらく便りをかけないかもしれません・・・


私「S部長はいらっしゃいますでしょうか?」
(あきらかにこの女性しかいなく、見た目でいないのがわかるけど)

「はいうかがっています、もうすぐもどりますので少々お待ちください」

待てといわれたがはたしてどこで?
この事務机の椅子に座っていいのかな?

と思ったらなんか左側についたてが立っていてそこにテーブルといすが4つ置いてあった、ここに座ってまつ。

女性はそのまま作業をしているし、非常にいづらい雰囲気、早く来てくれー!

幸い10分ぐらいで部長が戻ってくる、
でもなんか作業着着てる、とにりあえず話をする。

どうも今日は忙しいようでこのあともすぐに現場に戻らなければいけないとの事、
明日からの予定はとりあえず今までやっている人についていってもらって勉強してもらいます、
時間ないんで3月の頭ぐらいには一人でいけるようになってください、
これマニュアル、あと6階に実物があるからそれで適当に勉強して、
私は別の部署の仕事をしていてこの仕事あんまり関係ないからあとで担当者に聞いて明日からの予定を連絡します。
とりあえず今日は適当に帰って、じゃああとはよろしく。

いいたいことだけいって勝手にさっていった。

こんなので大丈夫なのか?

非常に不安になりながらも6階へと行く、
予想はされていたことだがやはりここも同じような部屋を1つ借りているだけ、
なかにはいると机がいくつかあり、機械がおいてあった。

とりあえずみてまわる、
イオン交換による純粋生成器、ビーカー、メスフラスコ、ホールピペットなど懐かしいものがおいてあった、
強制収容所にいたころを懐かしみながらみていると冷蔵庫があった、
もしやこれは・・・
ガチャ

やっぱり試薬庫だった、
久しぶりに試薬が満載された冷蔵庫を見た、
でもそのなかにもお茶なども入っていた、やっぱどこもおんなじものです。


さてとりあえずマニュアルを見て勉強することにする、
これがまた結構分厚い、
強制収容所のころも同じようなものを読んだことがあるがやっぱりめんどくさい、
でもかなりひさしぶりなのでいろいろ勘を取り戻すためにも読んでいく、

しかしやはりただ読むだけでは眠くなる、
眠さと戦いながらも読んでいく、

よく考えたらせっかく実物があるのだからと実物を動かしながら勉強することにする、
動かしてよいか許可をもらっていないがまあ大丈夫だろう、
こわれたらそれまでの機械だったということで勝手に動かす、

動かし始めたのはいいのだがどうもパーツ取りをしているようで部品が足りない、
結局あんまり動かなかった。

なんとか1つだけ読み終えた、
しかし機械はもう1つある、
まあ似たような機械だがこのもう1つの機械のほうがちょっと難しい、
ちょっと疲れたし、明日から実際に作業をするからそれで見ながら覚えることにして帰ることにする。

午後15:30、会社を出る。

ちょっとふらふらとしながら17時ぐらいに会社に戻る、
会社に戻ると同時にS社の部長から電話がかかってくる。

そして明日はT市の現場で4人くらい一緒に行くので会社に午前7時に来てくれとのことだった。
午前7時ってあんた家を6時過ぎには出なければいけない、
明日からは大変そうなのでさっさと帰って寝ることにした。

でもなんだかんだで普段の習慣がなおらず、寝たのは午前1時だった。