5.実はかなり痛い注射?


そしていよいよワクチンの接種になる、
後ろで看護婦が注射器を用意してもってくる。

なんかやたら細長いような気が、
まあ注射自体ほとんど受けたことがないから気のせいかな、
と思っていると、

医師が私が見ていたのに気づいて
「今日3種類やるんだよねー、大変だねー」
といってきた。

大変?何が?

そういえば昨日我慢が何とかといっていたような・・・
恐る恐る「というと?」
と聞いてみると

「いやー、
痛いんだよね、これ
人によっては飛び上がるぐらい痛がるから1本でももう無理って言う人もいるんだよ、
それを3本やるんだから大変だなーと思ってね」


いやいや、それこそ説明が必要なんじゃないのか?

先に言っておこうよ、いまさらいわれてもなー、
看護婦さんが2人もいるし、
しかもこれまたかわいいし、
まさかいまさら1つで、とかなんてとてもいえない!

痛くても気合で我慢するしかないな。


狂犬病が一番痛いようなのでとりあえず破傷風からやることになる。

見るからに痛そうな注射器を医者がもって私のほうへ向ける、
ちょっと緊張しながらまっていると

「ところで右と左どっちがいい?」
ときいてきた。

どっちっていわれても・・・、
でも考えたら3つも打つんだからやっぱり右と左に分けるんだよなー、
どちらかというと利き腕を少なくしたほうがいいのかな?
と考えて

「左多めで!」
とラーメンの大盛りでも頼むかのように答える。

じゃあ左からということになり注射が始まる。

注射器がささる瞬間は我慢、我慢だ!と心に言い聞かせていたが、
思いのほかに注射器が刺さるのはさっぱり痛くなかった、
針が細いからそんなものなのかな。

とすると次に痛みに耐える時間がやってくる、
これは0.5mlうつので結構な量、
なんとか耐え切らなければ!

注射器がゆっくりと押されてワクチンが入っていく。

あれ?
これはどういうことかな?


もしかしてこれうったあとが痛いのか!
それだとこれから車で帰るのに支障をきたすことになる。
あわててまだ注射をしている医師に、

「これって打ったあとが痛かったんですか!」
ときくと、

「いや、今が痛いときなんだけど、痛くないの?」

「はあ、特に痛みは感じないですねー」

「あ、そうなの・・・」

15秒ぐらいで打ち終わり医師が

「まあ痛みには個人差があるからねー、
痛くないならいいこと、
じゃあこのまま次を打つね」

次はA型肝炎でまた0.5mlで同じように左腕にうつことになる。