ブライドエンジェルトレイル地図



2.足首を骨折!



9時半にやっと準備ができて車からでて歩いていこうとすると
どこからともなく


HELP!


という叫び声か聞こえてくる。

なんだ、なんだ?

と思って辺りを見回してみると少しはなれたところに女の人が道端に転がっていた。

何度もHELP! HELP!
と叫んでいる。

周りに誰もいないし、とりあえず私が近づいてみると

足がありえない方向に曲がってる

あー、こりゃポッキリいっちゃってるねー。
しかしそれにしても見事に折れたねー。

足首の辺りが綺麗に折れて足がプラン、プランとなっている。
こんな状態マンガでしか見たことねーや、
良くそんな風に足が折れるねー。


結構太ったおねえちゃんで日陰の部分で道が凍っていたようでそこを通って滑って転んだようだ。

それにしてもどうやって折ったらそんなところが折れるのだろうか?

感心していたのだけどお姉さんのほうはかなり必死。

「助けを呼んで!」

といわれたはいいけど周りに誰もいない。
車もちょうど通らないしどうしたものか?

そこへちょうど公園内の循環バスが走ってきた。

これはチャンス!

ととめようとしたんだけど、
運転手には伝わらなかったみたいで、
ここは乗れるところじゃない、ちゃんとバス停から乗れ!
見たいな目で見られて通り過ぎられてしまった。

どうにもならないなーとお姉さんのところに戻ってみると


あんたなにやってんのよ!
早く助けよんできなさいよ!
私の両親がこの坂の下にいるはずだから呼んで来て!



と切れられてしまった。
まあお姉さんは足が折れているしかなり必死なのだろう。

いわれたとおりに坂を下りていく、
坂を下りきったところで両親を探すのだけど・・・


よく考えたら見つかるわけもない


日本人とかならまだしもアメリカ人のお姉さんの両親は当然当たり一面にいっぱいいるアメリカ人、
いちいち1人1人にあなた娘さん待ってますか?
と聞いてまわるのか?
軽くみても50人以上いるぞ?

こりゃどうにもみつからないわ。

いつもならここまで来る前に気づくだろうに、
足がポッキリと折れているのをみて私も気が動転していたのだろう。

本当にこれはなんともならないなー、
それにしても何でよりによって私の前で骨を折るのよお姉さん。

私は今日はブランドキャニオンの谷底まで降りなければいけないのだよ、
いくらでも他にその辺を歩くだけの暇な観光客がいるだろうに・・・

お姉さんのところにまた走って戻っていくとなんかお姉さんが他の人に囲まれていた。

さすがにこれだけ時間があれば有名観光地のグランドキャニオンなんだから人が集まるだろう。

これで私はお役ごめんかなーと思ったらお姉さんが

「どうだった?両親はいた?」

と私を見つけて聞いてきた。

えー、見逃してよお姉さん!

グランドキャニオンの谷底まで日が暮れる前に降りないといけないんだよー、
もう時間がないのよ私には!

見つからなかったと話をして逃げることもできなくなり一緒にいる。

周りにいる人はアメリカ人なので当然携帯を持っている、
それで公園の管理事務所に連絡をしたみたいでしばらくすると救急車がやってきた。
さらにその騒ぎを聞きつけてかお姉さんの両親もやってきた。

なんか大事になっていたけどとにかくこれで私はやっと逃げ出すことができた。

お姉さんのおかげで30分かかってやっと開放された。

< お姉さんが骨折した歩道 >

こんなところで転んで足首を綺麗に骨折してました。
太るとは運動神経も鈍くなるのでしょうか?
腕とかならわかるけど足首って、どうやったのよ?
車道にいるのがお姉さんを運んでいく救急車