ブライドエンジェルトレイル地図



9.自由の女神に会う



そんなことをしていたら6時半になり食事の準備ができたという鐘の合図が鳴り響く。

食堂兼売店のロッジに行くと店の前に人がいっぱいいた、
中からウエイトレスがでてきて名簿があるので呼ばれた人からはいってといわれる。

ほとんどの人が4,5人のグループでグループの人たちが次々呼ばれてはいっていく、
残っているのはほとんどが若いカップルか老夫婦だけ、
そして1人できている人はやっぱりいないようだ。

海外旅行をしていて一番思うことは、

欧米人は基本単位が2人

ということ。

長期の休暇がとりやすくて自由に選べるということが最大の要因だろうけど、
とにかく1人で旅をしている人はほとんど見かけない。
だいたいカップルか友達2人以上。

なので一人旅をしていると

1人なの!
なんで?

というように異常に思われる、
いちいち説明するのも面倒なので適当に受け答えているけど、
この時期日本人が長期旅行していること自体が異常なんだよとたまに教えてあげることもある。

そんな感じなので食事のテーブルの割り振りも2人単位なので1人の私は困る、
幸いカップルと老夫婦という2人組のグループばかりのテーブルになる。

これだといろいろと話もしやすい、食事は大きい器にいれられてそれを各自でまわして取っていくものだった。

ビーフシチューとサラダ、さらにスープにパンもある。

ビーフシチューはものすごくおいしかった、
まあ昼もろくに食べていないし疲れているし普通の味でも相当おいしく感じるだろうけどね。

たべていると遅れて自由の女神がやってきた、
私の隣に座ったので話をする。

女神「あなたはどこからきたの」

「日本からです」

女神「まあ、遠くからいらしたのねー」

「それで女神さんはニューヨークからですよね?」

まあそれなりに受けていた。

この自由の女神もまた本格的でちゃんと王冠もかぶっているし、服もそれっぽいものになっている。
そしてちゃんと顔も薄緑色にぬっていてまさに自由の女神。

アメリカ人のハロウィンにかける情熱はかなりすごいな。

服は持って降りてきたの?ときいたら、
いやミュールツアーで降りてきたからミュールがもってきたのよ。

まあそうだよな、50歳ぐらいのおばさんがそんな衣装を持って降りてこられるとは思えない。

女神「あなたは今日来たんでしょ、明日戻るの?」
と聞かれてそうだと答えると、
私は明日も泊まってあさって戻るといっていた。

さらに
女神「あなたはどんな衣装を持ってきているの?」
とかきかれたけど


もってきてねーよ、そんなの!


こっちは荷物を少しでも減らすために変えの服はTシャツとパンツぐらいだ!

そんな話をしているうちに食事が終わる、
今日はハロウィンということで特別サービスでチョコレートケーキも出てきた。