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4.後退はない!


でもいい加減今回の旅のついていなさにかなりむかついていたので、
そのまま強行して行ってやることにする。


よーし、いってやるぞー!


とガソリンスタンドを出ようとしたらすでにその出る前でスタックして滑る、
なんとかでたが、やっぱり無理かなー。

弱気になるには十分だった。


しかしそれでももう道に走り出してしまったら後には引けない、
というか戻れない。

というのももともとは早い車をよけたり、Uターンするためにたまに路肩が大きくなっていてそこに止めれるようになっている。


しかーし!


当然そんなところは除雪していないためモリモリ雪が積もってる、
逆にそんなところに突っ込んだほうがはるかに危ない、
それどころかハンドルを切ることすら危ない状況、
そしてアメリカの道は一度町を出ると次の町まで一切曲がるところとかない。


もはや後退という言葉はないんです!


走ってすぐに早い車が追いついてきた、
しかし先の理由でもうなんともならないのでそのまま走っていると、
あっさり反対車線に出て抜き去っていった。


しかしなんだかんだで私も50マイル(80km)ぐらいは出してるんだよねー、
だってそれ以下で走ってたら本当に怒られそうだし、
ゆっくり走ってたらいつつくかわかったものじゃないし、
どうせすべるときはすべるんだし、
とりあえずこのスピードだと大丈夫そうなので走っている。


しかし進むにつれてだんだん雪がさらに強くなってきた、
イエローストーンはここよりさらに標高が高い、
これはいってももう無理なのでは?
やっぱり西口はしまっているんじゃないのか?

とは思うのだが、


残念ながら後退は一切できません!


そのまま進む。


途中で大型トレーラーが路肩から落ちて木に突っ込んでいた、
ちょうどポリスが来て交通整理を始めるところだった、
まさに出来立てほやほや。

はー、一歩間違えば私も仲間入りだなー。


帰りたいよー!


さらに進むと今度は左から来る道を曲がってこっちに入ろうとしたのだろうが、
すべって曲がらなかったようでそのまままっすぐ突っ込んでいる四駆の車がいた、
これはまだポリスもきていない、
というか運転手が電話してた。

私が事故起こしたらどうすればいいんだろう?
車はいっぱい通っているから誰か連絡してくれるのかな・・・。

いつもなら面白い状況なら写真を撮っていて、
ちょっとぐらいのピンチだったら写真だけはとっておける、


でも今回は本当に無理!


とてもとってられる状況じゃない、
前の車が通ったあとにできるワダチだけは雪が減っているので(でも積もってる)、
私はとにかくそこをなぞるように通るしかない、
ちょっとでもずれるとすぐに滑りそうな嫌な音がしだす、
ワダチはタイヤ2本分しかなく狭い、
おかげさまで左ハンドルの運転もかなり慣れました。