17.幻の名酒「どぶろく」


3時半になると御座がしかれてそれに沿って皆さんが座る、
座るとまちにまった「どぶろく」が振舞われる、
1年でこのときにしか飲めないという幻の一品、
しかも400円の杯さえ買えばいくらでも飲み放題!

なのだがかなしいかな私は車できている、
しかも昨日は寝不足だし、200kmぐらいはしって帰らなければいけないのでそんなに飲んでいられない。

というかそもそもこの「どぶろく」は酒税を払ってさえいる完全なお酒、
そんなものをカブガブ飲んで走って飲酒運転で捕まったらかなわん。
それにゆっくりしていると道が混んでしまう、
あの数の観光バスがいっせいに帰り始めたら大渋滞は必死。

ということで一杯だけのんでさっさと帰るかなーと思ったら、
場内のアナウンスでお酒なので飲酒運転で捕まりますからお車できていらっしゃる方は絶対に飲まないでください、といってきた。

でも一杯くらいならとおもっていたら、
さらにすでに警察が配備していますので飲酒運転で捕まります、絶対に飲まないでください、といってきた。

えー、警察配備してるの?
冗談という風でもなかったし、
でもあんた駐車場にあんなにいっぱい車とまってるし、
そりゃ飲むでしょ?

そんなことしたらもう客こなくなっちゃうよ?

いっぱいなら大丈夫だろうと飲むことにする。


< どぶろくお酌風景 >

境内の中にござを一列にながくたくさんひいて写真のようにみんな座り、 買った杯を持ってどぶろくが配られるのをまつ。


「どぶろく」は真っ白で中には粒粒みたいなものがありかなり甘かった、
アルコール度数は14度ぐらいらしくかなり濃かった。


< 幻の名酒「どぶろく」 >



おいしかったのだがこれ以上飲めない、
周りに据わっているおっちゃんおばちゃん軍団は次々お代わりしていた、
お代わりはいいのだがどぶろく飲む前からすでにかなり酔っ払っていてちょっと絡まれてるぐらいだったんですけど、
はたしてあの状態で味なんてわかるものなのか?
あんまり意味ないなーと思いながら私はもうやることないのでさっさと祭りを後にする。