ロサンゼルス市内へ


入国審査が終わりアメリカに入国。

さてここからの交通手段は・・・


市バス


エアポートバスとかあるのだが10ドルと高い、
お金がないわけではないがせっかくなのでできるだけ安くすませたい、
市バスなら2ドルでダウンタウンまでいける。

どうせ1日目は予約したホテルまでたどり着けばよいので市バスで行く。


ちなみ現在は近くに地下鉄駅ができたらしく、そこまでシャトルバスでいきあとは地下鉄でいける。
私たちが旅行したときは地下鉄は路線がいまいちで使うところはなかった。



市バスはLAXにバスターミナルがあるのでそこまで移動することになる、
バスターミナルまでは空港内を循環する無料シャトルバスで移動、
このバスは空港のパーキングなどを巡回してバスターミナルまでいく。

さっそくのりこむ、混んでいて私と佐野は離れた所に座る。
バスはほとんどアメリカ人ばかり、とちゅうでパーキングにとまり何人か降りていく、 というのをひたすら繰り返した。

LAXは空港の施設自体もかなりでかいがパーキングはさらにその数倍くらいあるのでは?
というくらいでかい。

走っても走ってもパーキングばかりでしかもわざわざ細かくクルクルと回っていくのでやたら時間がかかる。

どこでもそうだが土地感のない場所でバスに乗るのは非常に勇気がいる、
おりるところがわからないのでまわりを気にしながらどこで下りればいいのだろうとドキドキ状態、
ましてやはじめての個人旅行とくればそれはなおさら。


まだかな?
まだいいのかな?

と思いながらひたすら乗っている、パーキングに止まるたびに人がへっていき、 いつのまにやら6,7人ぐらいしか乗っていなくなった。
そしてバスに乗ってから1時間近くかかってやっとバスターミナルについた。


バスターミナルは終点だったのでべつにあせることもなかった。
それはいいのだがバスターミナルまで1時間って、

いくらなんでも広すぎるぞLAX!

すでに午後12時過ぎ、エアポートバスを使っていたらすでにホテルまでついていたんじゃないのか?
などと思いながらもバスターミナルで乗るバスを探す。


私たちのホテルはハリウッドの近くに予約してあった、 しかしここからのバスは直接ハリウッドに行く路線はなかった。

バスの路線はダウンタウンに行くものと、ハリウッド近くまで行くものがあり、どちらも乗換えが必要になる。

日本でいろいろ聞いた話によるとダウンタウンは結構危ないとのこと、
このときははじめての個人旅行だったし、はじめてのアメリカだし、土地感ないしと悪いことばかりなので、 さすがにダウンタウンにいくのはやめよう、ということになった。


さて行き先は決まったのでバスを待つ、
車社会のアメリカだからかバスターミナルは10路線ぐらいあるのだが人は10人くらいしかいない、
まわりは現地人ばかりで旅行者なんてさっぱりいない、
さらにアメリカの中でも特にすごい車社会のロサンゼルスで車を持っていない人とは・・・、


いわゆるあまり裕福ではない方々


もしやここが一番危ないのでは?
ちょっとビビリつつ、早くバスきてくれー!と願いながら待つ。



ちなみに余談ですがロサンゼルスはアメリカの中でも特に車社会、
なぜなら公共の交通機関がバスしかなく(今では地下鉄もあるが)、 しかもオフィスなどが結構分散してあり不便、
普通の人は郊外に住んでいるがバスで帰るのは結構大変、
必然的に車が必須になる。

ではなぜこんなことになったのだろう?
先進国のアメリカ、ましてや全米でも1,2位をあらそうような都市で。

私が調べた所によるともともとはロサンゼルスにも鉄道などがあった

でもつぶれた
というかつぶされた?
正確にはつぶしたというのかな?

話しは車が開発された時代にまでさかのぼる、
車がはじめて開発されてしばらくは高級品として売られていた。

でもそのうち利益をだしたい車会社(フォードとかクライスラー)がなんとかいっぱい売る方法がないかと考えた、
時を同じくして石油の利権を大量に買いこんでいたロックフェラーも同じようになんとか石油をいっぱい売る方法は ないかと考えた。

この両者が考えたのが交通手段を車に変えてやればいい、ということ。

さてどうすればいいかといえば簡単、鉄道会社をなくしてしまえばいい。

でもここからが普通と違う、
普通ならなんとか鉄道会社をつぶそうと車を安くして売れるようにしたりとか、
バスを大量に走らせて鉄道会社の利益を減らしてつぶれるように仕向けるとかするのだが、
そんなめんどくさいことはしない。

彼らが取った方法とは・・・


鉄道会社を買収してそのまますぐつぶす


という方法。
公共機関を買いとってつぶすことなんてできるのか普通?
やはりそこはアメリカ、資本至上主義なので資本があってできるならやっていいよ、
といった感じみたい。

まあさすがに今は無理だろうがその当時はできたみたい。
その結果現在のように公共機関が発達していない住みにくい都市ができあがった。

結局、ロックフェラー、車会社が住民の利便性を犠牲にして大もうけしたというなんともアメリカンチックなお話し。
やっぱアメリカ人バカなのかな?


とにかくそんな歴史の背景のおかげで車を持たない私たちも犠牲となってバスで移動することになる。
バスは10分ぐらいできた、さっそく乗りこむ、
バスはバカ安の0.6ドルだった。

現地人しかいないなかでバスは一路市内を目指す。