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2005年01月23日
臨時ニュース!
番組の途中ですがここで臨時ニュースをお伝えします。
つい先ほど南米のペルーで緊急事態が起きた模様です。
現地の様子を音声でお伝えします。
「こちら南米のペルーです、
今朝、カハマルカからトルヒーヨに向かうバスの中で犯行はおこなわれたようです。
直接被害にあわれた現地を旅行中の邦人男性にインタビューをしてみたいと思います。」
「このたびは大変な目にあわれたということですが、どんな状況だったんですか?」
『普通の南米のバスで朝8時に珍しく定刻に出発したんです、
それがまさかあんなことになるとは・・・』
「お気を確かに、
思い出したくもないことだとは思いますが、
今後の犯行を防ぐという意味でもお話願いませんか?」
『ただあまりの出来事にまだ信じられなくて』
「落ち着いてから話していただければいいですから」
『もう大丈夫です、
朝8時にカハマルカを出発したバスはトルヒーヨに向けて山道を走っていました。
この日は月曜日ではありましたけどバスは満員で、
理由はわかりませんが特にお子さんを連れた母親がバスの席の半分を占めていました。『』
「それでいつごろ犯行はおこなわれたんですか?」
『午前9時ごろだったと思います、
通路を挟んだ反対側の席にも10歳ぐらいのかわいらしい女の子が座っていたんです。
この子は出発してから30分ぐらいは景色やバスで上映している映画見たりして落ち着かなかったんですが、
そのあとはすやすやと眠っていました。
それが午前9時ごろになると突然目を覚ましてなぜか私の方を見ているんです』
「あなたの方を?」
『はい、3分ぐらいずっと見られてました』
「それは犯行の予告だったとは考えられませんか?」
『いえ、別にそのときはおかしなそぶりは一切ありませんでしたから』
「確かにあなたを見ていたんですね?」
『そういわれてしまうと、
私もじっと見つめ返していたわけでもありませんので、
こっちを向いていたとしかいえないんですが』
「それでその後に犯行がおこなわれたんですか?」
『はい、それは突然でした。
私を見ていた女の子が下を向いたかと思ったら
ゲロゲロゲロ!』
「いきなりですか!」
『はい、それも超直下型のゲロでした!
10歳の子供とは思えないほどのダイナミックなものです!』
「直下型ですか!
もしかしてそのときに袋とかは・・・」
『まったくしていないんです!
普通にそのまま通路にぼたぼたと落ちてました!
1人じゃないんだから普通だったら気分が悪くなったら母親とかに言うと思いませんか!』
「そうですね、
でも母親はいなかったんじゃないんですか?」
『いましたよ!
その女の子の隣の窓側の席に座ってたんです!
寝ていたんですけど音で気づいたのか起きて少女の方を見て、
何事もなかったかのようにまた寝たんです!』
「それは気づかなかったというわけでは?」
『そんなわけありません!
女の子の犯行は3回にわたっていてはじめの2回は1分おきぐらいだったんですが、
最後の1回は3分ぐらい間を空けてからまたやったんです!
むせてもいたし、すごい音だったんです、絶対気づいてますよ!
あの女、見なかったことにしやがったんだ!』
「どうか落ち着いてください、
お気持ちはわかりますが、一応インタビューなので・・・」
『すいません、取り乱してしまって。
ただあまりにもひどい出来事だったもので・・・』
「大変でしたね、
もしもうお話になりたくなければ、これでインタビューを終わらせてもいいんですが?」
『いえ、大丈夫です。
続けてください。
もう私のような被害者を出さないためにも皆さんに知っておいてもらいたいんです』
「わかりました、
それでそのあとはどうなったんですか?」
『女の子がやっと落ち着いたみたいで、
背もたれにもたれかかってぐったりしていました、
すると母親がまたおきてきて少女にティッシュペーパーを渡したんです』
「それでどうなりました?」
『あの女!
良くできましたね、
見たいな感じで頭をなでなでしてまた寝やがったんです!』
「それでは通路の方は?」
『海ですよ、ゲロの海!』
「それをそのままですか!」
『そうですよ!
いくら南米だからって許されるわけないですよ!』
「そ、それでその海はまさかあなたの方に・・・」
『さ、さ、坂を、山道でずっと坂を下っていたんです。
だから海は前に流れて入ったんです。
でも山道なんでカーブも多くて右へ左へと曲がるんで、
カーブで、わ、私の方にも向かってきました・・・』
「それでそのまま?」
『でもこのバスは通路と座席の間に5mmぐらいのレールのような淵があったんです。
普通はこんなのないんですよ、それがたまたまこのバスにはあって』
「それで一命を取り留めたんですね?」
『はい、奇跡としか言いようがなかったです。
あの量のゲロの海をあんな細い淵でふせげるとは思っても見なかったですから、
ずっと下り坂だったのも幸いでした。』
「それでそのあとは?」
『誰が床をふくでもなく、
バスの乗員を呼んでくるわけでもなく、
そのまま海がまんべんなく広がってマットにしみこんでいくのを待ってましたよ』
「信じられないですね、
まさかそんなことが起きるなんて。
南米といえばバス社会ですよね、
バスで8時間とかの移動は当たり前の社会ですよね」
『そうなんですよ!
日本の小学校の社会見学でちょっとバス乗って酔っちゃったなんていうのとはわけが違うはずなんです!
カハマルカにいるということはここまでバスで着ているはずですし。』
「それが直下型のゲロを?」
『そうですよ!
それもバスが走り出してたったの1時間ですよ?
こんな子がどうやって南米で生きていくんですか!
「まさに未曾有の大惨事ですね、
でも奇跡的に無傷ですんだのは幸いでしたね」
『違うんです』
「違う?違うというと何が?」
『いやな予感はしていたんですよ、
だってまだ走り出して1時間じゃないですか?
このバスは6時間ぐらい走るんですよ?』
「それはもしかして・・・」
『最初の犯行から40分ぐらいたったころです、
やっと海もすこし落ち着いてきて、
まだまだぬれてましたけどこれ以上の被害はないというぐらいでした。
それで安心して寝ようと思ったんです。
そしたらまた女の子が突然起きてこっちを見ているじゃないですか!』
「またあなたの方を?」
『そうです!
今度は気づいたときにはもう犯行が始まっていて
ゲロゲロゲロ!』
「またですか?」
『はい、2回目ですよ!
信じられますか?
それも手には誰かが渡したのかビニール袋を持ってたんですよ!
それなのにまた床への直下型ゲロですよ!
今度はさすがに胃の中のものは1回目ですべて出し尽くしたようで、
すべて胃液でしたよ、
でも量は1回目に勝るとも劣らない信じられない量でしたよ!』
「2回目で1回目と同じ量を?」
『そうです。
それも10歳ぐらいの子供がですよ!』
「そんなことができるものなんですか?」
『私だって信じられませんよ!
でも実際に目の前で起きたんです!』
「すいません、別に信じないというわけではないんです。
ただあまりに常軌を逸した出来事でにわかには信じられなくて。」
『いえ、こちらこそすいません、
つい大きな声を出してしまって。』
「それでさすがに2回目は何らかの処置は?」
『一切なかったです、
2回目にいたっては母親も起きてチラッと見て、
もうしょうがないわね、といった感じで子供を無視してそのまま寝てました。』
「2回目なのにですか?」
『そうです、
そして2回目なのですでに1回目でマットはびしょびしょにぬれているためにマットが吸収できなくて、
通路はずっとゲロの海ですよ!』
「それは水溜りがそのまま残っているということでいいんですね?」
『そうですよ、
1回目のとあわせてすごい異臭ですよ!
その発生源に私は座ってるんです!』
「今回はさすがに被害は防げなかったんでしょうね」
『いえ、また下り坂をずっと下っていたので、
また前の方へと流れていきました。
前の方の人はたくさんの方が被害にあわれてました。
でも私は奇跡的にまた無傷でした。』
「まさに奇跡としか言いようのない出来事ですね」
『でもまだ1時間40分で2回じゃないですか?
このままだとこの子はトルヒーヨにつくまでの6時間の間にあと何回犯行を繰り返すんだ?
と思うと、
母親が殺らないなら、私が殺るか?見たいな感じで、
ちょっと首を絞めて気絶させてやろうかと思いましたよ、
さすがに気絶してればはかないじゃないですか?』
「そうですねー、それは正当防衛が認められるケースですし、
もちろん殺ったんですよね?」
『すごく悩んだんです、
母親がまったくの無関心主義で周りのみんなが被害を受けているじゃないですか、
犯行を繰り返す女の子のすぐとなりに座っている私が殺るしかないだろう、
周りの皆さんもそんな視線で私を見てましたよ、たぶん。
でも女の子も泣いていて・・・
私にはできなかったんです!』
「それではまた犯行が繰り返されたと?」
『いえ、それがさすがにこれ以上の犯行は、
いくら未成年とはいえ実刑が確実じゃないですか、
それを察してか犯行は繰り返されなかったです』
「なんとか2回ですんだんですね」
『でもそのあとは大変でしたよ、
異臭がすごくて外はまだ標高が高くて寒いのに皆さん窓全開ですよ!
バスはものすごいスピードで走っているので風がびゅんびゅん入ってきて、
寒くて他の子供とかは泣き出してましたよ!』
「まさに地獄絵図といった感じですね」
『思い出すだけでも恐ろしいです、
他にバスが走っていたら途中で降りてお金を払ってでもバスを変えましたよ、
でも田舎な路線なので他にバスはなくて・・・』
「6時間そのままですか?」
『そうです・・・、
でもそのうち慣れましたよ、
あと3時間ぐらいしたらさすがにしみこんでかなり乾いていましたし。』
「それでその親子は最終的にはどうなったんですか?」
『誰に謝るわけでもなく、
何事もなかったかのように去っていきましたよ、
女の子にいたってはそれまでが嘘のようにはしゃいでおりていきましたよ。
あの光景を見たときは、
ああ、やっぱり殺っておかなくちゃいけなかったなと本気で後悔しましたよ。』
「とにかく無事であったのは幸いでしたね、
まだこれからも旅を続けるんですよね、
十分に注意してくださいね」
『はい、わかってます。
もうガキの隣には座りません!
あと次ぎ同じようなことが起きたら
ためらうことなく殺ります!』
「そうですね、殺らなければ殺られますよ!
皆さんも同じような被害にあいそうになったら、殺りましょう。
正当防衛ですので最悪本当に殺しちゃっても大丈夫です!
自分だけではなく他の人にも被害が広がるのでできる限り犯行がおこなわれる前に殺りましょう。
ペルーからのインタビューは以上です、日本のスタジオにお返しします」
「皆さんも南米でバス旅行をされることがありましたら十分に注意してくださいね。
南米の親子は容赦ないですよ!
以上、
臨時ニュース、ペルーから『密室バスでの恐怖のゲロはき娘の犯行』のインタビューでしたでした。」
投稿者 nabe : 2005年01月23日 17:06
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