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2005年05月21日
アマゾン川下りの旅 1日目 『極寒の船上』
5月14日、22時間のバスの旅を終えてバスターミナルにつく、
そこで今日船が出ていることを知り、そのまま船着場に直行。
どうも話によると、
私が調べていた火、金曜日の便は客船でアマゾンの中心都市マナウスまで直行で行くらしい。
でもこの土曜日の便は貨物船で船の2階にハンモックを吊れてそこにのっていくらしい、
そしてこの便は途中で乗換えがある。
あんまり良いことないのに値段は客船が80ヘアルなのに、
貨物船で100ヘアルもする。
船着場のチケット売りのオヤジに80ヘアルにならないのか?
と食い下がってみたがダメだった。
そもそもはじめが130ヘアルからスタートしてやっと100ヘアルまで下げたぐらい。
ポルトベーリョはかなり田舎で何もない町で、
次の火曜日まで待つにしてもやることがないのは目に見えている。
体調が悪いでのどうしようかと悩んだけど、
最近ちょっと旅を急いで見ているのでそのままのることにする。

ハンモックはパタゴニアであった日本人にもらった網のものがあり、
このあたりは日中は35度を超えるので涼しくてよいのでこれを使う。
まだ船には人がさっぱりいなかったので早速一番よさそうなところにハンモックを張る。
荷物を柱にくくりつけてちょっと町へと買出しに出る。
そして16時に戻ってくると人が結構乗ってきていて、
しっかり私のハンモックが移動されていた。
お前らー!
まあいまさらいってもどうにもならない、
ついでにポルトガル語はほとんど話せないので、
まあ別にあんまり変わらないからいいや、
とそのままそこにする。

真ん中の網が私のハンモック

2階のハンモック群、いっぱいある
船は17時発だったけど、
しっかり1時間遅れて18時にほとんど日が沈んだところで出発する。
日も暮れたし、明かりはあるけどやることはない、
体調も悪いことだし、寝るかな。
と思っていたらブラジル人に声をかけられる、
陽気なブラジル人は普通にいくらでも声をかけてくるのだが、
残念ながらポルトガル語が話せない私に会話は無理。
でもこの人はスペイン語が話せた。
この人はジミーといい、
ペルー人で今はブラジルで働いているらしい。
久しぶりのスペイン語でいろいろ話す、
やっぱりスペイン語は聞き取りやすいし話しやすくてよい、
ギリギリだけどなんとか普通に会話をするぐらいはできるようになったみたい。
3時間ぐらい話してもう午後10時になるし寝るかな、
というと、
「そのハンモック寒そうだな、
俺の寝袋貸そうか?」
とジミーがいってきた。
「なに言ってるのジミー?
気温30度もあるんだよ、
寒いわけないじゃん、
むしろ涼しげでいいでしょ。
ジミーのハンモックこそ布でできていて暑そうじゃん!」
「まあいいけど、寒かったら俺の寝袋貸すから言えよ。」
そしてそのまま寝る。
午前2時
寒い、寒いよーーー!
寒くて寝てらんないぞ!
えー、ここは南緯7度ぐらいで赤道も近いんですが、
寒いんです!
気温は26度ぐらいあるんだけどー、
船って風を切って走るんだよねー。
常に風がガンガン当たってくるから扇風機の前にいるのと変わんないの。
まあそれだけなら何とかなるのかもしれないんだけど、
船の風って湿ってるんだよねー。
寝ていてなぜか服がちょっと湿っていて、
汗かいているわけでもないはずなのになんで?
と思っていたけど、
どうも船が船首で水しぶきを上げて走っていて、
それが風に乗ってこっちまでくるみたい。
気温25度の湿った風は寝るには結構つらいねー、
ましてや風邪を引いている体調の悪い私にはかなりつらいねー。
やばいこの網のハンモック寒いよ!
あわてて服を着こんで、バスタオルをハンモックに敷いてなんとか服がぬれないようにして寝た。
でも午前4時ぐらいからは寒くて寝れなくて、
早く日昇れ、早く日昇れと呪文のように唱えて日が昇るのを待っていた。
まさかこんな緯度で寒い思いをするとは思っていなかった。
凍えながらアマゾン川下りの船の旅1日目が過ぎていった。
投稿者 nabe : 2005年05月21日 13:10
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