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2005年05月24日
アマゾン川下りの旅 4日目 『ライター売りのジミー』
5月17日、予定では今日がマナウスに到着する日。
朝5時にどこかの港に着く。
でもまだ朝早いのでそのまま寝ておく。
7時半に起きると小さい港町にとまっていて、
8時半に出航するというのでせっかくなので町を見に行ってみる。
かなり小さい町で青色のカテドラルだけが綺麗だった。
ぶらぶらしていると向こうからジミーがやってきた、
どうもまたライターを売って歩いているみたい。
せっかくなので私もついていってみる、
適当に雑貨店とかスーパーなどに入って買わないか?
と聞いていく。
でもなかなか売れない、
たまに売れるけど1つとか2つ。
うーん、こんなペースで売っていて大丈夫なのか?
そこでジミーに聞いてみる。
「ジミー、それいくつ持ってるの?」
ジミー「うーん、だいたい400個ぐらい」
「400個って10個の束を400ってこと?」
ジミー「そうだよ」
「じゃあ4000個ももってるの!
もしかしてあのダンボール箱4つもすべてライターなの?」
ジミー「そうだよ」
「え?ジミー、仕事でマナウスからさらにどこかまで行くとか言ってたけど、
ジミーの仕事ってライター売ることなの?」
ジミー「そうそう、これ売るのが仕事」
なんかのついでに売っているのかと思ったけど、
まさか本業だったとは。
「でもジミーこのペースでそんなに売れんの?」
ジミー「大丈夫、大丈夫、ここではこんなものだけど目的地まで着いたら3日で売り切るよ」
「だってライター4000個だよ、3日で売れるか?」
ジミー「大丈夫だよ、安く売ってるからね」
「安いって1束10ヘアルで売ってるみたいだけど、
そもそもそれいくらで買ってきてるの?」
ジミー「1束3.3ヘアル」
「ということは3倍で売ってるんだ」
ジミー「そうなるかな、日本人計算速いなー」
「でもそれどこでかってきてるの?
ブラジルで買って売りさばいて儲かるの?」
ジミー「ボリビアだよ、俺はリオブランコというポルトーリョの近くのボリビアの国境に近い町に住んでるんだ、ボリビアは物価が安いからそこで仕入れてくる」
ちなみにボリビアは南米一物価が安いところ、
ブラジルからいったら物価は1/5ぐらいになるかもしれないぐらい安い。
「ふーん、ちょっと見せてよ」
といって見せてもらってみてみる、
まあ普通のライター、このあたりの店にはなんかよく置いてあるものみたい。
ボリビア産なのにやたらおいてあるけどジミーが頑張ってるのかな?
と思ったら裏にマナウス産とか書いてあった。
「ん?
マナウス?
あれ、ジミーこれマナウス産と書いてあるように見えるんだけど?
それってこれからいくマナウスのこと?」
ジミー「ああ、そうだよ、
マナウスで作ってるんだよ」
「え?それどういうこと?
マナウスで作ってるのにまたマナウスに持って帰ってきて売るの?」
ジミー「マナウスじゃ売れないよ、工場あるもん、
下手したらつかまっちゃうからね、他のところで売るの、
この会社はチリの会社なんだけど、
ここで作ってチリに持っていって、
それをボリビアに輸出してる。
それをジミーが買ってきて売りさばいてる」
「マナウスからチリに行ってボリビア経由して戻ってくるって、
なんかかなり遠回りだね」
ジミー「まあでもボリビアの方が安いからね」
話によるとジミーはこの仕事を5年前からやっているらしい、
売るところは結構多岐にわたり今回はマナウスからさらに行ったところみたい。
最低1ヶ月に1500ヘアル(約600USドル)ぐらいかせぐらしい、
このあたりのブラジル人の所得は1ヶ月500ヘアルぐらいなのでかなり儲かるとのこと。
そうかー、ライター売ると儲かるのかー、
本業にできるぐらい儲かるとはすごいな。

ライター売りのジミー(実は27歳と私より若い)
船は9時に出港してまたやることのない時間が続く、
ジミーといろいろ話をすることだし、
またスペイン語をいろいろと勉強しておく、
だんだん話せる幅が広がっていく。
そして昼食、
船の食事は飛行機やバスで出る食事と同じでどうせまずいのだろう、
と思っていたがこれがかなりおいしい。
飛行機やバスでは作っておいたものを出すのでかなりいまいちだが、
船だとキッチンがあってできたての物が出てくる。
やっぱり作りたては一番おいしい、
食べるところ狭くて10人ずつぐらいの入れ替えだけど、
量は十分あるのでいっぱい食べられる。
でもおいしすぎてつい食べ過ぎてしまう、
何もしていないのにこんなんではまた太っていってしまう・・・。
昼食後はいつもどおり暑いのでお昼ね、
今日は風が弱くて結構暑い、
寝にくいなーと思っていたらだんだん風が出てくる。
これはちょうどいいと思っていたら、
風はそのままどんどん強くなっていく、
いくらなんでも強すぎる、寒くなってきたぞ、
とおもったらそのまま大雨がふってきた。
極端やなー、
寒くてバスタオルとハンモックに包まって寝ていた。
でも1時間ぐらいでやんでまた暑くなってきた。
スペイン語を勉強して、夕食を食べてジミーと話をしたりしてと、
いつもどおりの変わらない夜が来る。
どうも今日つくことはないようだ、
3日で17日の火曜日につくといっていたのに・・・、
ブラジル人が馬鹿なせいで荷物の積み下ろしに時間がかかるせいか?
ハンモックで寝るのにはなれたけど、
もうそろそろ船の上は飽きてきたので早くついてほしいものだ。
早くついてくれと願いながら4日目の夜が過ぎていった。
投稿者 nabe : 2005年05月24日 15:05
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