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2005年05月27日

48時間移動 1日目 『また恐怖のスルーパス!』

5月22日(土曜日)、この日はアマゾン川のエコロジカルツアーに前日から参加していてアマゾンの少し奥にはいったところに泊まっていた。

宿泊場所を午後1時半にでて移動を開始。

とりあえずアマゾン川の都市マナウスへと戻る。

はじめに7人乗りのカヌーボートに1時間乗り、
さらに小型バンで1時間ぐらい移動して、
今度は中型の船に20分乗ってアマゾン川を横断して、
さらに20分ぐらいタクシーで移動してでやっとマナウスに到着。


マナウスという町は基本的に飛行機かアマゾン川を通る船でしか来ることができない、
でも北側には道路がありベネズエラへは唯一バスでいくことができる。

そのせいなのかマナウスは人口140万人の大都市なのにバスターミナルがすごく辺鄙なところにあり、
セントロからバスで30分ぐらいかかるらしい。

あんまり重要じゃないからか他の都市にはほとんど必ずあるバスターミナル行きというバスがない、
いろんな市バスが前を通るらしいけどホドビアリア(長距離バスターミナル)行きとか通るとかさっぱり書いていない。

まあ北に用がある人がほとんどいないからなのかな。

そして大都会なのでバスはすごくいっぱい走っていて路線も複雑で旅行者にはどれに乗ればいいのかさっぱりわからない。

インフォメーションとかホテルでどれが行くのか聞いてみたけど、
それぞれみんな違う番号のバスをいうので、
本当かどうか怪しい、現地人は長距離バスターミナルなんて行かないだろうしね。


マナウスに戻ってきて最後にツアーのガイドに聞いてみると、
すぐそこのバス停で306番のエアポート行きが経由するといわれた。

ガイドブックにもそう書いてあるのでそれを待つことにする。

でも15分ぐらい待っても全然来ない、
そこへ他の人に聞いたときに言われた422番のバスがやってきた、
マナウスのバスは後ろから乗ってすぐ車掌がいるので、
乗って聞いてみる。

「パラ ホドビアリア?」

車掌何にも言わない

「パラ ホドビアリア?」

なんかニヤニヤしてる

「ホドビアリア!ホドビアリア!」

さらにニヤニヤしていて何にも答えない。
そんなことをしている間にバスは発車する。

何回聞いても答えなくてニヤニヤしていて、
見かねた他の乗客がいかないよといってきた。

このバカ女(車掌は女性)だったらさっさといえよ!
もう発車してんじゃねーかよ!
イエスかノーのどちらかだろ!
頭おかしいんじゃねーのか!

と日本語でめちゃ文句言ってやる。

いろんなところでこんな風に聞いて乗ったけど、
違ったバスにそのまま乗せられたの初めてだよ。

このバカ女なんでニヤニヤしてるんだ?
ビンタぐらい入れてやらないと直らないの?

じゃあ降りる、と言うけど、
バスは次のバス停まで止まってくれなくしっかり500m以上進んでしまう。

また文句を言って降りようとしたら、
バカ女がなんか紙を渡してきた。

それには440とかいてあった。
そしてパラ・ホドビアリアといわれた。

どうやらこれが行くようだ、
もう結構進んでしまい、
先に待っていたエアポート行きのバスがここを通るのかわからない。

もうこの440を待つしかない、
と思っていたらなんか1分もしないうちにやってきた。

これはラッキー、間違えてよかったかも。
といって乗って聞くとホドビアリアを通るという。

場所がわからないので、
ついたら教えてくれ、
といっておく。
ブラジルはポルトガル語だけど、スペイン語でも結構通じるもの。

ちょうど車掌のすぐ裏の席が開いていて、
ここに座って待っていなさいといわれる。

バスは街中を通っていき人がどんどん乗ってくる、
このバスはなぜか降りる人はまったくいなくひたすら乗ってくる一方、
そのうち超満員になってしまう。

まずいなー、
今ついたとして降りれるのかこれ?

私はバスの一番後ろからちょっと行ったところに乗っている。
そして前に行くにはすごくいっぱい立っている人たちの間をかき分けていかなければいけない、

かなりでかいバックパックと小型のバックを持った状態で。

おりれんぞこれは!

なんとか途中でいっぱい降りてくれないかなー、
と思っているけどさっぱり降りていかない。

まあ最悪は、
ゴメンね、ゴメンねといいながらぶつかっていけばよけてくれるだろう。

さてバスは進んでいくけどなかなかつかない、
30分ぐらい乗ってそろそろついてもいいんじゃないのか?
というぐらいなんだけどまだつかない。

ガイドブックには15分~30分ぐらいと書いてある、
道の混み具合にもよるんだろうけどそんなに混んでないのでついてもいいのになー。

するとなんか車掌(また女の人)が話しかけてくる、
ここか?と思ったけど別のことを言っているみたい。
ポルトガル語なのでよくわからない、まあスペイン語でも理解できないかな。

よくわからないので理解できないといっていると話しかけるのをやめた。

はて?なんだったんだろう?
バスはまだ進んでいく、

ん?
なんか今エアポートらしきものが見えたような・・・

確かホドビアリアはエアポートとセントロの間と書いてあったような・・・

今度は私から話しかける、

「お姉ちゃんまだつかないの?
あとどれぐらいかかるの?」
と聞くと、

「ホドビアリアからどこにいくの?」
と聞かれて、


「ベネズエラに行くためにボアビスタまで」
と答える、

「それでいつ出発なの?」
とさらに聞かれる。

いやいやお姉ちゃん、世間話をしている場合じゃないで、
ボアビスタ行きのバスは本数があんまり多くなくてすごく混むという話があるので、
早くつかなければいけないんだから時間だけ教えてくれればいいのに。
まあしょうがないので、

「まだチケット持っていない、これから買うところ」
という、すると

「ボアビスタ行きは18時から21時の間にいくつかでているから大丈夫ね」
と言われてそのまま会話が終わった。

え?
終わり?
会話のキャッチボールになってたかいまの?
肝心のあとどれぐらいでつくという質問の返事がないんですけど?

でも今の会話から1つだけわかったことがある、
それはたぶんこの女・・・

教えるの忘れやがった!

また恐怖のスルーパスをやられた!


しかも一番厄介で遠いバスターミナルで、
ということ、
どう考えてもそういう結論に先の会話からはたどり着く。

今は17時半、
でも遅くなっても大丈夫、
だってチケット持ってないものね。

という考えなのだろう。

そのままなかったことにしようとしているみたいなので、
すぐにもう一度、

お姉ちゃんまだなのか?
いつつくんだ?

と聞くと、
ポルトガル語でなんかいっている、
いまいちよくわからない。

でもなんかすまなそうな顔はしている、
やはり通り過ぎたようだ。

しかしお姉ちゃん曰く、
大丈夫このバスは終点まで行ったら戻ってホドビアリアに行くから、
とのこと。

それでいつつくの?

19時半

なめてんのかお前!
あと2時間ものるんかい!

そんな時間ないから降りて戻っていくバスに乗り換える、
いつ降りればいいと、

スペイン語で何とか伝えてみる。

言いたいことはわかったようで、
降りるところを教えてくれるみたい。

でも5分ぐらいたっても何にも行ってこない、

いつ降りるんだよ!
進めば進んだだけ戻らなくちゃいけないんだぞ!
今降りるんじゃないのかよ!

と適当なスペイン語で文句を言う。
するとまたなんかいってくる、
いまいちよくわからないけど、
どうもこのお姉ちゃんではどこで降りれば戻りのバスが来るところかわからないらしい。

だから前まで行って運転手に降りるところを聞いてといっているみたい。

しょうがないので荷物を背負って前へと歩いていく、
人はまだまだいっぱいいるけど無理やりぶつかりながら通り抜けてやっと一番前までたどり着く。

そして運転手にホドビアリアに行きたい、
だからバス変えなければいけないでしょ、
降りるところについたら教えて。
という、

でもスペイン語がわからないのか、
頭が悪いのか、
このバスもホドビアリアにいくといってきた、

そんなに時間ないんだよ!
降りるところ教えろ!

というと、
今はちょっと外れたところを走っているから待て、
といわれた。

確かになんか細い道で住宅街みたいなところ、
しょうがないので待っているが10分ぐらい進んでもまだ何も行ってこない。

いつ降りるんだよ!
まだなのか!

と何回も言う、
いつでも降りれるようにバックパックを背負ったままで、
バスは右左に曲がるので立っているのも大変。

そしていつもどおりにバスの乗客の注目の的、
まあ一番前に立って運転手に文句を言っているんだから当然といえば当然。
車掌の女ともめているときからかなり目立ってたけどね。

どんどん進んで行き、
通り過ぎたことがわかってからすでに15分以上過ぎている、
進んだ分だけ戻らなければいけないのでかなり時間のロス。

2車線の道を走り出しても何も言わない、
なんか反対側にバス停らしきものがあるのに、
いい加減痺れを切らして、

あれでいいんじゃないのか?
ホドビアリアに行かないのかあそこは?
と反対側のバス停をさして言うと、

行く、とあっさりいわれる。

さっきからずっと同じ道を走ってるよねー、
バス停を10個ぐらい通り過ぎたよねー、
それで私が聞いたらいくって言うんだー、

お前馬鹿だろ!
どこまで連れて行くつもりだったんだよ!
まだ終点まで行ってこのバスで折り返させるつもりだったのかよ!

日本語でも文句を言いまくって降りる。


降りたところはすごく田舎、
まわり森とかいっぱいある。

よりによってなんでめちゃ遠いホドビアリアのマナウスで忘れられるんだよー、
しかもバス乗り間違えてそのバスの車掌に言われたバスに乗ってこのざま。

旅行をしているとたまにあるんだよねー、
こういう神がかり的な不運、
どうしても行かせないような力が働いているとしか思えない事。

ここがどこかもわからないし、
このバス停が先の440番が止まるのかもわからない、
そしてもう日が暮れ始めていて暗くなってきている。

最悪はセントロに戻るしかないけど、
とりあえずホドビアリアに向かう努力だけはしてみる。

ということで久しぶりに検問を張る。

とりあえず来るバスを片っ端から止めていくかどうか聞く検問、
一台も見逃さない!

先に書いたようにマナウスのバスは後ろから乗って車掌にお金を払って、
前の運転手の横から降りる。

車掌に聞くのが一番よいのだけど、
車掌はバスの内側を向いているため、
乗り込んで回り込まないと話をすることができない。

いちいち乗り込むのも面倒、
そこで運転手に聞くことにする。

バスが来ると止まるので、
前のドアは降りる人がいないとあかない、
でもドアをたたいてあけさせて、

ホドビアリア?

ときく、
行かないといわれたら、

いってよし!

と通らせてあげる。

1台目はいかなく、2台目もだめ、
さあ3台目いくか!

と運転手の横のドアをたたこうとしたら、
後ろからお兄さんが、
このバスはホドビアリアに行くからのれ。
といってくれた。

どうやら私が聞いていたのが聞こえていたようだ。

そして車掌にホドビアリアにいくか聞くと、
行くという、
でもこのバスだと遅いから乗り換えて別のバスの方が早いといわれた。

別のバス?降りるところわかんないし、
どれかもわからないし、面倒だからつくならこれでいいよ。

と思って乗っていると、
先のお兄ちゃんがここで乗換えだ、
といって降りるところを教えてくれた。

この人も降りてきてさらにホドビアリア行きのバス乗り場まで着いてきてくれた、
やっぱブラジル人はいい人やなー(バカもいるけど)、
ちょうどこの人も同じ方向のようで一緒に乗る。

しばらく進んでこの人は先に降りていったけど、
降りるときに運転手にホドビアリアについたら教えてあげてと言伝をしておいてくれた。


18時半、やっとホドビアリアにたどり着く、
30分でつく所を1時間半以上かかってたどり着いた、
ちょっとした中距離都市間の移動ぐらいかかった、
そしてかなり疲れた。

マナウスのホドビアリアはやはりバス自体が少ないのでかなり小規模、
この大都市にしてそこいらの田舎のバスターミナルと同等かそれ以下、
一人できていたら絶対わからないようなところ。


さっそくボアビスタへのバスを聞くと、
そもそも1社しかバスを出していないらしい、
そこにいって時間を聞くと20時半と21時と23時があった。

20時半は10ヘアル高かったので21時の70ヘアルのチケットを買う。
いつもはどの席がいい?と選ばしてくれるのだけど、
このバスはかってに決められていた。

日記を書いたりして2時間半時間をつぶす。

そしてバスに乗る、
まあそれなりに乗っているけど、
一人の人は隣に座っている人がいなく、
結構あいている。

さて私の席はというと、

しっかりすでに他の人が座っている。
そしてそのこの周りだけ、
妊婦、子供連れとやたら人口密度が高く、
私の席に座っている人は赤ちゃんを抱いていた。

このあたり一体だけ2人のシートに3人づついるような・・・。

他のところはそれなりにすいているのにここだけやたら混んでいる。

まあしょうがないのでその隣の席に座る。
赤ちゃんとなりで抱かれてもなー、
夜泣きとかしないのかなー、
寝てる間に赤ちゃんにエルボーとか入ってたらどうしよう・・・。

そんなことを考えている間にバスは出発する。

なぜかバスは普通に空いている席もある、
でもこれが落とし穴で移動していると途中で乗ってきて、
夜中に起こされて戻らなければいけないということにもある。

でもとなりが赤ちゃん抱いているからなー、
南米のバスのシートはかなり倒れるので狭そうだしねー、
私はこのままでもいいんだけど、
この親子のために移動するしかない!

わたしはどうでもいいんだよ、本当に。

ということで移動したんだけど、
移動したら私の席に座っていたお姉ちゃん2つのシート使い始めた、
まあそのために移動したといえばそうなんだけど、
これで私の本当の席がなくなったことになる。

最悪の事態としてはジプシーのように、
人が乗ってくるたびに移動してを繰り返さなければいけないなー。

バスがターミナルに止まるたびにビクビクしながら1日目の夜が過ぎていった。

投稿者 nabe : 2005年05月27日 17:32


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