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2005年05月28日
48時間移動 2日目 『48時間移動決定!』
5月23日(日曜日)
幸いなことにバスは人が降りていくほうが多く、
あんまり乗ってこなかったので移動させられることはなく、
なんとか寝ることができた。
バスは12時間かかって午前9時にボアビスタにたどり着く、
さっそくベネズエラへのバスを探すと、
ここも1社しかなかった。
でもガイドブックとかにのっていたような国境をそのまま越えて、
ベネズエラの国境の町サンタエレナへといくバスはなかった。
あるのはブラジル側の国境とイミグレーションがある村まで、
そこからはタクシーで行くしかなく、
近いので10分ぐらいでベネズエラに着くといわれた。
うーん、どういうことだろう?
ガイドブックのデータは古いことは多いけど、
こんな根本的に違っていることもないんだけどなー。
まあ会社がここしかなくてそういっているんだからしょうがない、
じゃあ国境までというと午後12時しかなかった。
このバスターミナルもマナウスよりは大きいけどやはりしょぼい、
インターナショナルでベネズエラとガイアナへのバスがでているけど、
まあ行く人ほとんどいないんだろう。
いつもなら有料の荷物預かりがターミナルにはあるので、
そこに預けて町に行けばいいと思っていたのに、
ここにはなかった。
まあボアビスタも小さい町なので見るところもないし、
3時間そのままバスターミナルでまったりすごす。
そしてバスに乗るのだけど、
客がめちゃくちゃ少ない、
乗るときに名簿でチェックするんだけど、
それには4人しか名前がなかった。
思わず、
お兄ちゃん4人しか乗らないの?
と聞くと、そうだよといわれた。
そりゃこれだけ少なければ便数も少ないし、
ベネズエラまで行くこともなくなるよねー。
そもそもこの人数で運転手と車掌の2人で運行していて採算あわないでしょ、
そのうち廃線になるか1日1便(今は3便)ぐらいになるのは時間の問題かな。
なんか途中で乗ってくる人もいたけど、
その人たちはまた途中で降りていって、
最後まで乗っていたのはやはりはじめに乗った4人だった。
バスは久しぶりにぼろいバス、
まあ別に見た目とかは全然問題ないし、
クーラーも十分に効く。
でも窓が普通に開けられるバス、
たぶんこの手のバスはボリビア以来じゃないかなー、
チリ、アルゼンチン、ブラジルのバスは高いだけに良いバスばかりで、
空調完全完備だから窓は開かないようになってるからねー。
道も結構悪くて乗り心地もあまりよくなかった。
2時間半でついてバスを降りる、
なんかかなり小さい村、
ここからはタクシーになるので、
一人で行くと割高なので、
ちょうど現地人のおじいさんとおばさんが一緒にバスに乗っていたので、
ベネズエラにいくの?と聞くと、
そうだといわれたので一緒にタクシーに乗らしてもらう。
あともう一人オランダ人の女性旅行者とで結局バスに乗っていた人全員で移動することになる。
ここはブラジルでベネズエラの方がタクシーが安いからと、
おばちゃんがベネズエラのタクシーを捜しに行く。
10分ぐらいで戻ってきて4人でタクシーに乗っていく、
ブラジルのイミグレーションは1分ぐらいでついて、
そこで出国スタンプをもらう、
なんかめちゃ暇そうな国境だった。
どうもベネズエラ人とブラジル人は出入国フリーみたい、
このおばちゃんたちは何にもしていなかった。
それだと旅行者なんてあんまり来ないだろうからかなり暇なんだろうなー。
ベネズエラのイミグレーションはサンタエレナの町にあるので、
そのままタクシーで町まで10分ぐらいかけて移動する。
おばちゃんたちは町のどこかで降りていった、
私とオランダ人女性はイミグレーションへと行く。
ここのイミグレーションもかなり暇そうだった。
でもベネズエラは悪名高き国で、
とくに国境ではワイロを要求されることがあるらしい、
出さないと裸にされるというかなり困った国。
だからイミグレーションに行くのも私はかなりビビっていた、
でもオランダ人女性はやたらハイテンションでのりのりだった。
お前裸にされるぞ!
そういうことを知らないのだろうか?
ベネズエラに2ヶ月ぐらいるとか行ってたしなー、
こんな危ない国さっさと抜けないといいことないのに・・・。
イミグレーションは心配をよそに全然問題なかった、
そしてじゃあバスターミナルに行こうと、
あるいていこうとすると
「お前バスターミナルまで歩いていくのか?」
とタクシーの運転手にいわれる。
「うん、だって近いでしょ」
「いや、歩いたら1時間ぐらいかかるぞ」
え?
どういうこと?
私のガイドブックの地図には、
ここから徒歩5分とかからない隣の建物のようにかいてある。
どうなっているんだろう?
とりあえずオランダ人女性がホテルに行くというのでそこまでは一緒に乗る。
そしてお金を5ヘアルはらう。
このあとどうするか聞かれて、
「銀行に行ってお金下ろさなければいけないし、
バスターミナルまでいかなければいけない。」
というと5ヘアルでいくといわれた。
4人乗っていたとはいえ、
国境からここまで15分ぐらいかけて1人5ヘアルで、
バスターミナルまで5ヘアル?
本当にそんなに遠いのか?
でも暑いし荷物重いし歩く気にはならない、
どうせ5ヘアルなんて2ドルぐらいなのでタクシーで行くことにする。
とりあえず銀行でクレジットカードのキャッシングでお金をおろしにいく、
でもマナウスであった人にベネズエラは闇レートがあってそっちだとお得だから、
ドルキャッシュをもっているならそれを使ったほうがいいといわれていた。
両替屋いないの?
と運転手に聞くと日曜日だからどこも閉まっているといわれた。
一応探してくれたけどやっぱりなくて銀行でおろす。
そしてバスターミナルに向かう、
バスターミナルは歩いたら本当に1時間ぐらいかかりそうな離れたところにあった。
車で郊外なので70kmぐらいで飛ばして7分ぐらいかかったから相当遠い。
ついたところは確かにバスターミナル、
そして別に新しそうには見えない。
「運転手に前からここにバスターミナルあるの?」
ときくとそうだといわれる。
「結構前から?」
ときくと、
「ずっとここだ」
といわれた。
うーんガイドブックの地図はなにをもってバスターミナルとしているんだ?
どう考えても違う、違うにもほどがあるぐらい違う。
使えないにしてももう少し何とかならんものなのか?
さっそく中に入ってバスを探す、
ここからはシウダー・ボリーバルという12時間ぐらい北に行ったところにある町を目指し、
そこからエンジェルフォールという世界最長の滝へと向かう予定。
でも聞いているとここからベネズエラの最終目的地首都のカラカスまでのバスも扱っていた。
もう17時で移動を開始し始めてから228時間以上たっている、
でもなんかあんまり疲れがない、
カラカスまで20時間ぐらいでダイレクトらしいのでばらばらに乗るよりは早くてよい。
値段も高くはないみたいだし、
これは一気にカラカスまでいってやるか!
ということで、
あんまり深く考えないで48時間移動を決めて、
カラカス行きのチケットを買う。
出発は19時半なのでまた2時間半の待ち。
出発間際になって、
なんか荷物チェックを受けないといけないことがわかり、
あわててそこへ行く、
ドルを抜かれたりしないかと心配していたけど、
たいしたチェックではなくほとんど何も見ないで終了。
あとはテープで包んであけられなくして終わり。
バスはというとかなり混んでいる、
こんなにカラカスにいく人がいるの?
1日1便だから多いのかな。
指定席ではなく自由なので適当に窓側に座る、
どんどん混んできてほとんど満員になった。
でも幸いなことにもう人が乗り込んでこなくなったときにまだ私の隣は空いていた。
これはラッキー、20時間移動は長いので隣がいないとかなり楽でよい。
出発30分ぐらい前にこの状態になってあと10分というところで、
なんか人が乗り込んでくる。
やっぱり満員かと思ったらこの人はバス会社の人で、
席を替われという。
ちょうど私の反対側も1人しか座っていなく、
そっちへ移れ、
といわれた。
なんでうつらなければいけない?
と聞くと、
2人連れの人がいるから、
とのこと。
でも席は自由でしょ、
というと
自由だから替われ
といわれた。
あんまり態度でかいんで頭にきて
やだ!
といってやった。
替われ!
やだ!
替われ!
隣席空いてるから勝手に座れ!
替われ!
無視、無視。
するとあきらめて降りていった。
私は窓側にすわっていて、
本当は20時間も移動するので通路側のほうがいい。
バスのシートはかなり倒れるので隣に人がいると、
とてもじゃないけどまたいで出るとかはできないから、
ことわってどいてもらわなければいけない。
そして窓側はやたら寒い。
もともと南米のバスは冷蔵庫のように冷やすので寒い、
だからもちろん上についているエアコンの吐き出し口は閉めている。
でもみんな閉めているのでそのままでは圧力が上がってしまう、
だから窓側にこっそり吐き出し口がすべての席についている。
よって閉めたとしても窓側は、
その吐き出し口が窓の方を向いていて窓をつたっておりてくる、
打ち下ろしの風があるので寒い。
だから長時間乗る夜行の場合は間違いなく通路側が良い。
しかし今更あとには引けないのでこのまま行くしかない。
ちょうど出発時間になってなんかまた別な人が動いてくれといいに来る。
今度の人はお願いみたいな感じだった、
でも今となってはあとに引けない。
ファミリーだから変わってといわれる。
丁寧な物腰なので私も常識というものを教えてあげる。
「そのファミリーはどこにいるの?
いつ来たの?
こっちは3時間前からターミナルで待ってて、
この席に座ってるんだけど、
なんで譲らなければいけないの?
人がいっぱい入っているときなら譲ってもいいけど、
もうみんな入り終わってしばらくたって、
出発間際にやってきて譲れってどういうことなの?
ベネズエラ人はそれでいいの?」
するとあっさりあきらめて降りていった。
でもまた乗ってきて今度はなんか小さい袋を席に置いていった。
どうもツアーの客か何かで途中で乗るみたい、
まあどっちにしても席とるつもりなら早く並ばないとダメだよね。
やっと出発かなと思ったら、
また辺なのが乗ってきた。
すべての客になんか渡してお金をもらっている。
そのうち私のところまでやってきて私にも言ってくる。
持っているものをみるとターミナル使用料のTaxとかいてある、
でもすごくうそ臭い、あきらかにパソコンのプリンターでお粗末に作ったようなチケット持ってる。
最初はスペイン語理解できない、
何いってるのかわからない、
というように無視していたけど、
しつこいので、
なにそれ?
何で今払うの?
普通乗る前かチケットに含まれてるでしょ。
というけどまだ要求してくるので、
じゃあ払うよ、ポリスの前で払うから一緒にこいよ、
といったらなんかあきらめたように私を無視して次に進んでいった。
あれはなんだったんだろう?
現地人が払ってたから本物なのかな?
でも現地人もここに住んでいる人は1000人ぐらいしかいないから、
旅行者みたいだからあてにならない。
500ボリーバル(約25円)だからみんな気にしないで払っているんだろう、
安いんだけどだまされるのはいまいちだからね。
私の予想ではバス会社の従業員とかもグルであとで山分けみたいなことになっているんだろう。
やっぱベネズエラは人が腐ってるって本当なのかな、
とはやくも人間不信になりながらやっとバスは出発する。
30分ぐらい走ったら止まってポリスチェックがある。
警官が乗り込んできてパスポートとかをチェックしていく、
また裸にされないかと心配していたがここでも何もなかった。
なんか私の隣の席の人はここで乗ってきた、
15歳ぐらいの少年と父親の親子だった。
そのままバスは走っていく、
そしてやっぱりめちゃくちゃ寒かった。
ハーフパンツをロングにして、靴下を履いて、上は厚めの上着、
さらにこれに厚めの大きいバスタオルをかけて寒さをしのぐ、
これぐらいするとちょうどいいぐらい。
でも窓側なので上から打ち下の冷風が顔に当たって冷たい、
しょうがないので小さいタオルを顔にかけて寒さをしのぐ。
凍える寒さって何とかならんものなのかなー、
冷房の調節できないのか南米のバスは?
寒さに凍えながら2日目の夜が過ぎていった。
投稿者 nabe : 2005年05月28日 17:37
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