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2005年06月05日

アマゾン川下りの旅2 1日目

『世の中そんなに甘くない』

6月3日
いよいよ2回目のアマゾン川下りの旅が始まる。

船は昼に先に公営のチケットオフィスで人を乗せて、
それから船着場に戻ってきて安チケットの客を乗せるので、
午後2時~3時ごろから船に乗れるようになるといわれていた。

午後になってホテルをチェックアウトして荷物を預かってもらっておいて、
食事をしてお菓子と水をちょっとかう。

そこから船着場が近かったのでもう午後2時半だしそろそろのれるかなといってみる。

チケットを買ったエージェント・ネロの店(といっても路上だけど)は、
ちょうど船着場に下りる階段の前という絶好のロケーションにある、
もちろん今日もいたので、
ボスのネロのおじさんはいなかったので、
働くおじさんの方に

船もう来た?

ときいてみる。
すると船は今日出ないといいだす。

何言ってんだお前!
チケット売ってるじゃん!

ポルトガル語でなんか理由を言っているみたいだけどよくわからない、
とにかく船は出ないからもう1つの船に乗れといわれる。

今日乗るはずだった船はサンフランシスコⅣという名前で、
かなり大きくてよさそうな船。

もう1つの船はもちろんこっちもかなり大きいけどちょっと見劣りする、
まあでも今日でてベレンにいければどうでもいいや、

ついてこいというのでついていく、
船に行く途中にまたなんで船がでないのか聞くと、
船の塗装をしているというようなジェスチャーをされた。

おいおい、そんなの昨日今日決まったことか?
こいつら最初っから知ってたんじゃないのか?

まあ乗れるならいいけど。

ついていって船に乗りなんかえらそうな人のところに行く、
そして働くおじさんが何かを話している。

聞き取れたのは

カマロッジで200R
無理、300R

ということ、

そして働くおじさんは私の方を向いて、
300Rだけどどうする?
といってきた。

「どうするだと?
まさか追加で100R払えといってるんじゃないだろうな?」

「いや200Rしかもらってないからあと100Rいるよ」

「何言ってるんだお前!
なめてんのか!
チケット売っておいて今更どうなってるんだよ!
今更船が出ないじゃすまないだろ!」

と日本語でめちゃくちゃ本気で怒る。
怒るときはどんな言葉でも通じるねー、

働くおじさんはまた交渉したけど、

280R、それで終わり

というようなジェスチャーをされていた。

280Rなんだけど、といってきたけど。

もちろんまた日本語ですごく文句を言う、

「でも280Rしかないよ」
といってきたので、

「それだったら飛行機で行く!
270Rで1時間でベレンにつくんだぞ!」
とスペイン語で言うと、

経由便があるからそれならなんとか、
といいだして、
またついてこいというのでついていく。

こいつらもともと200Rでのせる気なんてなかったんだろ、
完全にやられたなこれは、
さすがに無理して値切りすぎたのかなー。

明日、明後日は船がないらしいし、
これは本当にまいった、
もう飛行機しかないかな。

半ばあきらめかけながらついていって、
船を下りようとしたらそこへボスのネロがやってきた。

そして働くおじさんがネロに状況を報告している、
するとネロがついて来いといってまた私をこの船の偉い人のところにつれていく。

そしてまた交渉をはじめる、
どうもなんとか200Rでのせてくれよ、
と必至に頼んでいるみたい。

偉い人はだめだといっているけど、
それでも食い下がっていて、
5分ぐらいしたらどうも何とか落ち着いたみたい。

断片的に理解できたのを総合すると、

なんとか今回だけは頼むよ、
またそのうち埋め合わせするから。

というような話でまとめていったみたい。

結局私は追加料金を払うことなく、
この船のカマロッジに乗れることができるようになった

あの本気の交渉からすると、
どうも初めから知っていたわけではないみたい、
忘れていたのか、知らなくていきなりだったのかで、
ネロのおじさんの方もかなりあわてていたようだった。

どうもそのほかのエージェントもこの偉い人のところにきたりしていて、
出発が2時間後だからかもしれないけどかなりあわただしくしていた。


やっぱりネロはボスだけあるねー、
交渉とかちゃんするし、交渉能力が違うよね。

働く人はやっぱり雇われの働く人になるなりの能力といったところなのかな。

でも私が出発間際に来ていたらどうなってたのこれ?
結構やばいところだったのかな。




今回の船「CISNE BRANCO」結構大きい

そのままカマロッジの鍵をもらって部屋を見てみると、
すでに1つ荷物が置いてあった、
しっかり便利な下側をとられてしまっていた。

うーん、私は荷物がでかいから下側が良かったんだけどなー、
まあ遅く来たのだからしょうがないけど。

でもそんなに遅いのだろうか?
昼に公営のチケットオフィスの船着場に必ず行くはずだから、
戻ってきたのは午後2時ぐらいじゃないの?
するともしかしてこの人はチケットオフィスから乗ってきたのかな?

でもハンモックのスペースももうすごいことになってる、
まだ午後2時半過ぎなのにかけるところないじゃんというぐらいびっしり、
前の船なら2時間前に行けば十分まだまだあいていたのに、
なんでこんなにびっしりうまってるの?
いまからハンモックで乗ってきたとしてどこにかければいいのだ?

遅いのかなー、
それともチケットオフィスから乗っているのだろうか?
こんなにたくさんの人が?

どうなっているのか本当によくわからない。

私の予定では、
カマロッジだけどたぶん部屋は暗いし日が当たらないから、
昼間のお昼寝はハンモックをはっておいてそこで風に当たりながら寝るつもりだった。

でもこんなじょうたいじゃあ、とてもじゃないけどハンモックなんてはれたものじゃない。
これってちゃんと人数とか数えてチケット売ってるんだよなー、
ハンモックはれないなんてことあるんじゃないのか?
遅いとかなりやばいなー。




船の2階のハンモックスペース

かなりいっぱいいっぱい

まあでも私は

カマロッジ!

なので全然関係なし!

たぶん金曜日は2便でているのが1便になったから混んでいるのだろう、
それもでかい方がでないんだからいっぱいになっても当然かな。


ホテルに戻って荷物を持って戻ってくる。

私の荷物をでかすぎてベットの下とかには入らないので、
そのままじゃまだけどドンと置いてやる。

あとは船がでるまでゆっくりしていようと思ったら、
なんかおじさんに声をかけられる。

この人が同室の人で50歳ぐらいのおじさん、
カルロスという名前だった。

典型的なブラジル人みたいな感じで、
すごく人がよさそうで明るくて話しやすくて非常に良い人そう、
でもポルトガル語しか話せないから話が通じるかというとかなり微妙だけど。


午後4時半に船は出港する、
桟橋には見送りの人がいっぱいいた。

せっかくなのでそのままアマゾン川をしばらく見ている、
このアマゾン川には非常に面白いところがある。

それはマナウスから少し下ったところに、
このアマゾン川とその支流のソリモインス川との交わるところで、

アマゾン川がコーラのような黒い色をしているのにたいして、
ソリモインス川は雨が降ったあとの川のような明るい黄土色で、

流速が違うとか比重が違うなどのいろいろな理由があって、
この川が5kmぐらいまざることなく境界がはっきりと見える形でアマゾン川を作っている。

前に小型のボートできたけど、
小さすぎて目の前ではさっぱり見えなかったので、
今日はかなり大型の船なので見えるはず。

それをひたすら待つこと1時間、
やっと合流地点に着く。




合流地点
ちょっと写真ではわかりにくいけど2色になっています

肉眼だとかなりはっきり見えます

そこは確かにはっきりと黒色と黄土色に川が2色にわかれていた、
せっかくなので暗くなって見えなくなるまでしばらく眺めていて、
降りていくと、

ちょうど夕食でたべる、
スープにいろいろな物を入れたものでまあそれなりだった。

あとは部屋に戻って、
日記を書いたりパソコンでこの文章を書いたりする。

やっぱり電源が取れると夜も暇じゃなくていいです。

いろいろやっていたら午後11時になり、
揺れが少ないとはいえずーっとパソコンの画面を見ていたりしたのでちょっと酔ってきたので寝る。

寝るときになってふと思ったのが、
アマゾン川の黒色とソリモインス川の黄土色、
別れているところはみたけどそのあとはたしてどうなるのだ?

まざると灰色にでもなるのかな?
それとも本流の黒色がかってまた黒色に戻るの?

明日のアマゾン川は何色なんだろうか?

そんなことを考えながら1日目の夜がすぎていった。




船の1階、貨物スペースだけどハンモックもはれる。

2等クラスのハンモックがここ

でもあんまり値段変わらないので上の方がかなり快適でよい


3階がバーラウンジになっている

投稿者 nabe : 2005年06月05日 13:02


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