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2005年07月08日
南米最後の観光
7月7日
残りあと2日で南米の旅も終わり。
ただ実際のところはもう旅はすでに終わっている感じです。
なにせいまいるところがサンパウロのリベルタージ地区で、
東洋人街と呼ばれていてもともとは日本人街みたいなところだったので、
とにかく日本人、日系人がいっぱいいる。
町には日本語の看板があちこちにありなんと道になぜか鳥居までたっている。
そして日本食屋もいっぱいあり食べるところに困らない。

東洋人街の鳥居
宿は今回は日本人宿とはちょっと違うけど日本人経営なので、
普通に日本語が話せるおばちゃんがやっているので日本語はなす。
まさに一足先に日本に帰ったような感じなので旅している感じがしないところ。
そしてサンパウロは完全な大都会なのでさっぱり見所もなく、
長期旅行の最後の場所としてはかなりいまいちなところ。
まあそれでももう旅も終わりだしなんとか観光をする!
ということで今日はサンパウロの町を観光してみた。
朝は最後の洗濯をして綺麗な格好で日本に帰れるようにしておく。
そして10時半に宿を出て繁華街の方へと歩いていく。
でももちろん見所はなく、
デルタ航空のオフィスにいくついでに見てまわってみただけ。
あるいていくと違法コピーのCDや時計の取締りを警官がやっていた、
あっちこっちで売っていたから自由なのかと思っていた。
つかまっている人もいたし、逃げ切っている人もいた、
なかなか路上商売も大変ね。
南米はどこでも自由にできるのかと思ったけどブラジルは違うようだ、
ベネズエラは酷かったもんなー、
スターウォーズ エピソードⅢ
が映画上映1週間目ぐらいでちょうどいいから見てみようとおもって、
映画館にはいったら客10人ぐらいしかいなくて、
あれ?
これもしかして古いスターウォーズなの?
表にはエピソードⅢとは書いてなくてスペイン語でなんとかかんとかと書いていたけど、
たしかそろそろ最新作が公開されているはずだからそれだと思ったのに、
やられたか?
と思ったらちゃんと最新作だった。
映画自体は英語でスペイン語字幕だろうと思って見に行ったのに、
すでにスペイン語吹き替えになっていて、うーんほとんどわからない。
それにしてもさすがスペイン語、
世界でも有数の公用語の国と人の数が多い言語、
まさかいきなりスペイン語吹き替えで上映しているとはね。
まあ3ドルぐらいだったから別にたいした値段じゃないしいいか、
しかしそれにしても人気ないなー、
南米ではあんまり有名じゃないのかな?
南米人の好みに合わないのだろうか?
と思って映画館を一歩外に出たら、
普通にコピーDVD売ってます!
しかも映画館の前で!
いくらなんでもやりすぎじゃないのかベネズエラ人?
値段も映画見るのと変わりません、
そりゃ客も入らないよねー。
こんなに早くコピーDVDがでまわるとはベネズエラ人もなかなかやるなー、
宣伝用のDVDとかからコピーしたんだろうか?
とまあ南米はどこもこんな感じでコピーOKみたいな感じで、
Windowsやワードなどのパソコン用のソフトも売っていたりするので、
基本的にコピー天国。
ブラジルはその点やっぱり先進国に近いからまじめなんだなー、
ほとんど焼け石に水の効果しかなさそうだけど。
そんな光景を見ながらデルタ航空のオフィスにたどり着く。
『この先はこの前に書いてあるのでそっちを参照してください』
デルタ航空でかなりがっかりな状態になり、
2日後のフライトなのにすでに乗りたくない病が発生していた。
落ち込みながらもとりあえず観光を再開する、
今日はサンパウロ美術館へといくつもりで、
ここからだと地下鉄で行くと乗換えが2回もあるのに対して、
きならちょっと距離がありそうだけどほとんど1本道。
最近食べ過ぎて明らかにやせた分がリバウンドしていそうなので、
ここは頑張って歩いていくことにする。
今日は朝はすごく曇っていてちょっと雨がぱらついていた、
サンパウロは標高が700mぐらいあり、この前にいたリオよりはちょっと寒いかなーと思っていたけど、
ちょっとどころの騒ぎではない。
リオが気温26~30℃ぐらいだったのに対して今朝の気温10℃、
体が完全夏モードな私には
一気に真冬!
といった感じでかなり寒い。
日本も夏だしもう使うことはないだろうと、
はるか昔に封印したジャンパーを引っ張り出さなければいけないぐらい寒い。
まえにサンパウロにいたときに床屋で世間話をしていて、
サンパウロの冬はそれなりに寒いんだけど、
サンパウロには1日で四季があるんだよ、
といわれた。
なにそれ?
と聞いたけど、
まあ冬にきてみて実際に体験しないとわからないわよ、
といわれてそのときはそのまま謎になっていた。
そして今日、美術館に向かって歩いていくと、
曇っていた空がいつの間にか晴れてきて日がさしてきた。
すると気温がどんどん上がって22℃ぐらいまで上昇、
ジャンパーなんてとても着ていられたものじゃない、
Tシャツ1枚でも日が当たるところならいいぐらい。
なんでこんなに暑くなるんだよーと思っていたけど、
このあと午後3時過ぎぐらいになったらまた曇ってきて、
雨がパラ突き出したら13℃ぐらいまで下がってかなり寒かった。
サンパウロは本当に1日のうちに四季があるみたいです、
こんな気候では服の選択大変そうです。
汗をかきながら予想外に遠くて40分ぐらいかかってやっと美術館につく。
ボリビアで国際学生証を作ったので学割料金で半額でチケットを買って中に入る。
はいってすぐのところにあったものを見て
やばい!
これ近代美術館?
あわててガイドブックを見るけど、
サンパウロ美術館となっていた。
私は基本的に近代美術館が大嫌いです、
それはなぜかというと
意味わかんないから!
近代のモネとかちょっと古い人なら全然いいんだけど、
1920年代以降ぐらい、特に1950年以降は
さっぱりわけわかんない!
なんなのそれ?
というものばっかり。
この近近代?とでもいうものは、
ほとんどピカソとかゴーギャンみたいな画風で、
ピカソの線と曲線のわけのわからない配置
あの角角の人の顔とか風景
なんなんだよそれ!
ゴーギャンのデフォルメされたような、
ウネウネな人や動物など
子供の落書きじゃないのかそれ!
本当にわかんない、
あんなの展示する意味あるの?
価値わかる人なんてほんの一握りでしょ?
もし私がピカソのあの角角の絵を部屋に飾るならあげるよ、
とかいわれたら
なんでそんなもん部屋に飾らなくてはいけないんだよ!
絶対いらない!
とことわるね、
あんなの部屋にあっても不気味で落ち着かないもんね。
近近代はもう描くとこがないのかなー、
どこもかしこも近代化されてしまって昔のような風景はないしねー。
それであんなわけのわからない絵ばかりになるのだろうか?
私の中ではあれは絵じゃないです。
ということで近代美術館にはさっぱり興味ない、
もうちょっと現代の人も昔の人を見習おうよ、
そんなごく一部の人にしかわからない芸術なんて意味ないよ。
さいわいサンパウロ美術館ははじめのあたりがその近近代で、
あとは1600年代とかの古い絵画が展示してあった。
こっちもまあ価値はさっぱりわからないけど、
綺麗だなー、すごいなーというのは理解できるのでそれで十分。
それにしても2m×2mの絵ってどこから書き始めるんだろう?
油絵だから下書きなんてないだろうし、
いきなり真ん中とかから書き始めるのかなー、
絵のセンスゼロな私にはさっぱりわからない。
ここはあんまり大きくなく30分ぐらいで回り終わる、
そしてまた近近代に戻ってきて、
はじめは見たくもないのですぐに通り過ぎてしまったけど、
食わず嫌いということもあるかもしれないと一応見てみる。
うーん、やっぱりわからないです。
なんかねー、30×50cmの板を黄色に塗ってあるだけのものも展示してあったよ
本当に価値あるのかよこれ!
だれがあんなのを鑑定しているのかなー、
勝手に良いものとか決めてるだけじゃないのか?
わけのわからない絵ばかりでやっぱり近近代はさっぱりダメだな、
と思ったらとんでもないものを見つける。
なんか50cm×50cmの饅頭の箱みたいな10cmぐらいの深さのある箱に、
90と箱いっぱいの大きさに書いてあって、その数字の0の丸のところから、
日本の100円のお菓子のおまけみたいなちゃっちいプラスチックのバイクの模型が飛び出している、
そのバイクにはペラペラの紙に人が書かれている絵芝居の人形みたいなのがのってた。
お前らなめてんだろ!
いくらなんでもこれないだろ!
たぶん私の予想では・・・
館員1「あれ、ここ展示スペースあまっちゃったよ。」
館員2「マジで?どうする?」
館員3「じゃあうちの子供の夏休みの宿題の工作の模型展示する?結構いい出来なんだよ」
館員1「いくらなんでもそれはまずいんじゃないの?」
館員2「大丈夫だろ、ここ近近代だし、ここもう一番はじだしスペース小さいし、なに展示しておいても見に来る奴わかんねーよ」
館員3「じゃあ、そういうことでもってくるよ」
・
・
・
次の日
館員3「これだよ」
館員1「あ、結構いいじゃん!」
館員2「これならいけるいける!」
館員1「でも名前とかどうする?」
館員3「うちの息子の名前そのままでいいでしょ、どうせ近近代なんていくらでも人いるし」
館員2「そうだな、じゃあここはこれでOKということで」
館員1「そういうことで」
とかやってるよ絶対!
おかしいもん!
あきらかにおかしいもん、あんなの!
本当に夏休みの宿題工作みたいな感じだったよ、
あれがあそこに展示されている意味がさっぱりわかんない。
結構近近代のものはこういうの多いんだよねー、
他にも猫の目のアップとか、飛び出す絵本みたいなの展示されてたよ、
夏休みの宿題工作いっぱい並べられても困るよねー。
近近代、見る価値なし!
というのが私の意見です。
すごーーーく、写真を撮って皆さんにお見せしたかったんだけど、
残念なことに撮影禁止だった。
あんな酷いのが展示してあることがばれると学会で問題になるからかなー、
それとも他の人とかに見せられると客が来なくなるからだろうか?
いつもは撮影禁止のところでは絶対撮影はしない私だけど、
あの夏休みの宿題工作だけはどうしても取りたくて盗撮しようと思ったんだけど、
ここは警備員がいっぱいいてガードがすごくて無理だった。
非常に残念だ、
だれか美術に詳しい人に見せて、
「親戚の子供の夏休みの宿題工作なんだけどどう?
結構よいできでしょ?」
と聞いてみたかったのに、
絶対、まあ子供だからこんなものじゃないの、
子供にしては良くできてるよ
という返事が返ってくると思うのに・・・
ここは2階建てでもう1つの階にいくと、
そこはブラジル人の近近代の絵画だった。
なんかピカソ風の猫がいっぱい描かれていたよ、
子供の落書き展示しなくてもいいのにねー。
他のもほとんどすべてあの落書き風のものばかり、
なんで近近代のひとはそんなのしか描かないのかなー。
200年ぐらいするとこの画風がはやるのかなー、
ピカソもその当時はさっぱり他の人に理解されなくて、
死んでからかなりたってやっと評価されたらしいから、
一般人がそんなのを理解するようになるのは相当先の話、
未来のためにあんな絵を書き、おもちゃを作り続けるのか、
近近代の芸術家は大変だね。
10分でみてでて宿のほうへと戻る、
食事を食べてやることなくて、
そういえば日本人会館というものがあるのを思い出した。
この日本人会館は日系人の人が立てたもので9階建てのビルで結構規模が大きい、
日本人移民資料館というものも7~9階までフロアーを使い切って展示していて、
ここはすごく見ごたえがあり2時間ぐらいかかる。
まあそれは前にサンパウロに来たときに見てしまった。
でもこの日本人会館には他にも図書室がある、
ここに日本の本とかがおいてあるらしいので、
日本はもうすぐそこだけどどんなものなのかと見に行ってみる。
入り口の受付の人はもちろん日本語、
中に入っても日本語の表示がメインでポルトガル語が小さく書かれている。
そして図書館まで行くとそこはまさに日本の図書館みたいな感じ。
おいてあるのは日本の書籍ばかりで棚にびっしり埋まっている。
規模としては小学校の図書室ぐらいだけどそれでもこんな地球の裏側のブラジルでこれはすごい。

日本人会館の図書館
入ってちょっと見てみると週刊現代があった、
これはやたら新しくて7月8日のものとかその前の週のものがあった。
だいたい週刊誌とかはなぜか知らないけど発売日が1週間とか2週間あとの日付になっている、
なのでこれも当たらしといっても1,2週間前のだろうけど、
それでも南米にしては最新号といってもいい。
せっかくなので見ておく、
インターネットでニュースとかはある程度見ていたけど、
やっぱりそれ以上にいろいろ乗っていた。
なんか携帯のナンバーポータビリティーが来年の2006年春ぐらいにスタートするらしいねー、
そうなると携帯会社変えても電話番号変わらないからいくらでも変えられるねー。
NTTドコモとんでもないことになるねー、
シェアいっぱい落として間違いなく株下がりまくりだねー、
他の携帯会社は上がる可能性高いから今のうちにそっちかっておけば儲かるな。
日本に帰ったらよく見ておこう。
でもたぶん始まったらとんでもない値引き合戦が始まるから、
おそらく携帯電話会社全体の株が下がりそうだね。
アメリカとかやったら第三位のシェアの会社が3ヶ月で第二位の会社に身売りしたとか書いてあったからなー
まあ一度全体的に下がって、会社がつぶれてなくなってまた独占状態になって料金が高くなる。
堂々巡りだけど次に料金が高くなったときはちょっと落ちそうにないなー、
私の予想ではインターネット接続が同じようなことで先行状態で、
そろそろつぶれ始めて上がってきてもいいぐらいかなー、
光ファイバーなのにめちゃくちゃ安いもんね日本。
たぶんインターネット接続会社におきることがそのまま携帯におきそうな感じ。
こんな感じでひさしぶりにちょっとだけ経済について考えたりしていた。
雑誌はそんなに見ていてもどうせ日本に帰るからまあいいやと他のものをみる。
そしてマンガを発見する、
これももう日本に変えるからいまさら見てもしょうがないんだけど、
でもやっぱりあると見ちゃうよねー、まあやることもないし。
いろいろあるけどほとんど中途半端で途中までしかない、
そんなに見るつもりないけどどれにしよう?
とさがしていると
タッチ
があった、
インターネットでこのタッチを題材にしたドラマが放送されるかもうされているのか、
とにかくそんなことが書いてあったのを思い出して、
日本に帰ったときに話題にのり遅れないためにも見ておくか
ということで読み始める。
遥か昔小学生ぐらいのときにテレビで見たことがある気もする、
でも詳しい内容はあんまり覚えていない。
唯一印象に残っているのは双子の弟が途中で死んでしまうぐらい
なのではじめて読むような感じでなかなか楽しく読んでいく。
何巻か読んで、
そういえばこれっていつぐらいに書かれた話なんだろう?
と巻末の発行年月を見てみると
初版発行 昭和57年
となっていた、
20年以上前、古いなー、
そりゃないようほとんど知らなくてもしょうがないな。
とおもっていたらこの本自体も
第五刷発行 昭和58年
とかなってた、
本も20年以上のものか、
それにしては保存状態が結構いいなー、
日系に人は3世ぐらいになると日本語はなせなくなってくるから、
あんまり読む人いないのだろう。
これならプレミアついて売れるんじゃないのか?
などと思いながらも面白くてどんどん読んでいく。
でも10巻までしかなく閉館時間も近づいてきたので、
結局ほとんどマンガを読んですごして図書館を後にした。

20年物のタッチ
こんな感じで南米最後の観光が終了しました。
やっぱりサンパウロやることないです。
まあ明後日でサヨナラだからいいんだけど、
7ヶ月にわたる南米旅行の最後の観光がこれだとかなりいまいち、
どっかみどころないものなのか、明日暇だし・・・
投稿者 nabe : 2005年07月08日 22:10
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