« 第十三話 「北上開始!」 | メイン | 第十五話 「迷トレッカー、白神山地で遭難?」 »
2005年08月20日
第十四話 「食の鉄人」
北の国から '05 8月20日(12日目・土)
第十四話 「食の鉄人」
朝はどうせやることないしゆっくりしていようと思ったけど、
周りが田んぼだったので6時ぐらいからなんか騒がしくなりだす。
7時ぐらいまでは頑張ったけどかなり近くで作業していたのでさすがに耐えれなくなり移動する。
そして8時過ぎまで寝ていておきて出発の準備をする、
いまいち寝れなかったので寝不足、
コンビニにいって朝食を買って食べ、眠気覚ましにコーヒーも飲んでおく。
そして仙台市の中心へと向かう、昨日は泊まるところをさがすのに結構離れてしまって20ぐらいかかって戻る。
仙台市は無料駐車場はないみたいなので有料の30分100円の駐車場にとめて、
折りたたみ自転車を出して市内観光へと走り出す。
とりあえず中心からは少しはなれたところにある瑞鳳殿にいく、
ちょっと迷いながら10分ぐらいでたどりつく。
でもここは昼間は無料駐車場があって、
有料駐車場にとめてわざわざチャリンコできてしまったのでかなりがっかり。
気を取り直してチャリンコをとめて歩いていく、
坂を上ると杉林が道の両脇にありすごくきれい、
日本って感じでいいなー、と風景に感動しながら歩いていく。
今日は土曜日ということもあって観光客が多い、
ここもそれなりにいた。
途中にゲートがあってそこで入場料を払う、
そこから少し歩いたところに瑞鳳殿があった。
ここは伊達政宗公の霊屋できらびやかな装飾がすごくきれい、
江戸時代にこんなものが、そしていままでこんなきれいな状態で残っているとは・・・
とおもったら明治時代に焼けたらしくてその跡も何回か立て直しているらしく、
しかも第二次世界大戦のときにも壊れたらしく結構新しいものだった。
まあそれでも当時のように作っているのだからし、
まわりの雰囲気はよいのでよしとしておいた。
さらに他のところもいくつかまわって30分ぐらいで出る。
仙台までくれば涼しくなるかと思ったけど全然そんなことはなく、
普通に30℃ぐらいまであがって日が当たるところはかなり暑い。
汗かきながら坂を上って今度は仙台駅に向かう、
途中にMonnBellというアウトドアショップがあり、
前回の南米旅行のときに雨が降るとバックパックカバーがなくて中の衣類びしょぬれ、
という自体が何回かおきた。
南米はまだ晴天率が高くてそんなに問題にはならなかったけど、
やっぱり長期旅行にバックパックカバーは絶対に必要だと痛感した。
で、このアウトドアショップにないかと見てみるとちょうどうっていたので買う、
でもカバーなのに3000円もしやがった、
ネットで見てもそんな値段だったけど需要が少ないからかただのビニールカバーに3000円は高い、
まあないと困るからしょうがないんだけど・・・。
でてそのまま仙台駅へと行く、
駅前は結構栄えているけどこれといって別に観光名所があるわけでもない。
みるところないので駅の中に入ってみる、
駅に入ると駅ビルの中に仙台名物の牛タン料理の店が並んでいるところがあった、
仙台にきたら食べたいと思っていたのでここでたべることにする。
店は10軒ぐらいあるんだけどなぜか1軒だけはまだ11時なのにもう列を作っていて20人ぐらい待っていた。
おいしいのだろうがわざわざ並ぶ気にもならないので他の店でそれなりに客が入っているところにはいる。
そこは他の店よりも安くて1300円で牛タン定食があった、
でも牛タンに1300円は結構高いような気もする、
焼肉屋で食べればいいんじゃないのか?そんなにいいものか?
まあそれでもせっかくの名物なのでもちろん牛タン定食を頼む。
ただ頼むと1300円と1500円のものがあるといわれた、
違いは何?ときくと1300円のものは焼いてあるものをボイルする、
1500円は生のものをそのまま焼くらしい。
用は1500円のものは新鮮でよいもの、
1300円は1500円のものが古くなってきたら焼いておいてそれをボイルしてだすもののようだ。
料理の(できない)鉄人は食についてもかなり鉄人で、
基本的に味覚一切ないです!
だってさー、バックパッカーに味覚は必要ないというか邪魔でしょ、
どうせ海外旅行に出たらそんなにたいしたものを食べられるわけもない、
むしろ味なんか気にしないで食べていかないとバックパッカーなんかやっていけない。
それにうまい、まずいなんていっているけど、
そんなの気の持ちようでしょ、
うまいと思って食べればなんでもおいしいよ。
食材は野菜ならいろいろな人が丹精込めて作ってくれたものだし、
肉なら犠牲になった動物がいるんだから、
そもそもまずいなんていうもんじゃない!
感謝して食べろ!
と世の中の美食家を気取っているバカに鉄人は申したいのです!
話しそれたけど、
食の(味がわからない)鉄人には高い食材なんてさっぱり意味ない、
私としてはわからないほうがなんでもおいしく食べられて便利でよいなーというぐらい。
ということで迷わず安い1300円のほうを頼む。
そっちでも全然おいしかった、
まあ値段は1000円ぐらいが妥当ではないかと思うけどね、
ランチでこの値段なんだから名物じゃなかったら軒並みつぶれてるよ。
ぶつぶつ文句をいいながら食べて店を出る。
あとは仙台の見所というと青葉城(仙台城)跡があるんだけど、
ちょっと遠いのと跡地なんて得に何があるわけでもないし、
この跡に予定もいろいろ詰まっているので仙台の観光は2時間で終わりにする。
車に戻って自転車を積んで今度は松島へと向かう、
仙台から松島は30kmぐらいしか離れていなくかなり近い。
松島は日本三景の1つに数えられるところ、
すでに京都の天橋立と広島の宮島はいっているのでここが最後の1つ、
2つともなかなかよい景色だったので松島にも期待がもてる。
松島は湾にいくつもの島があることで風光明媚な景色になっているところなので、
目の前まで行ってしまうとあんまり意味がない、
そこで松島を見るのに松島四大観というものがある。
とりあえずそのなかでも仙台よりで一番離れている多聞山の展望台にいってみる、
300mぐらいの山にありのぼっていって駐車場につく、
ここは松島から15kmぐらいはなれているため普通の観光客はまず来ないところみたい、
駐車場から300mぐらい歩いてのぼっていくと展望台についた。
はじめてみる松島の絶景は・・・
うーん、木が邪魔していてあんまり見えないぞ、
それに距離ありすぎるからかどの変化もよくわからないぞ、
どうなってるんだこれは?
まあなにせこの四大観というのは江戸時代ぐらいのはなし、
そのころなら障害物もすくなくてよかったんだろうけど、
平成のこの時代では空気も汚れていて遠くの松島はかすんでよく見えないよ・・・。
時代の流れを感じつつ、山を降りて松島に向かう。
土曜日だからか松島に向かう道は結構こんでいて30分ぐらいかかる。
そして松島に着いたけどそこは・・・
人、人、人、また人
まあ夏休み中の土曜日だからそんなものだろうけど、
それにしても思っていた以上に人が多くてかなりびっくり。
とりあえず近くの展望台に行ってみる、
ここは松島の中心地にある新富山展望台で一番松島に近いところ、
すこし高い丘にありやっぱり障害物があってちょっと見にくかったけど、
それでも松島を一望することができた。
その松島はというと
うーん、すごーーーくしょぼいぞ。
これが有名な日本三景の松島?
かなりがっかりな感じだった。
丘を降りて松島の島巡りの観光船があったのでどうしようかと思ったけど、
人がすごくいっぱいいて並んでいるのと、
そもそもあのショボイ松島をクルーズしたところでいまいち差がさらに際立つだけ。
まあ北海道まで行って帰りにもここを通るはずなので、
そのときは9月なので人も減っているはずだし、気分と時間によっては行くかな、
ということでそのまま走り出す。
一応せっかくの松島なのでもう1つのはなれた展望台へといってみる、
ここも結構離れていて30分ぐらいかかってつく、
でもここはさらに1.5kmあるいて丘を登らなければいけなく、
もう結構遅くなっていてあんまり時間ないけどここまできたら登って本当に松島がダメダメなところなのかを確認することにする。
20分ぐらいかけて登ると・・・
ここはまあまだちょっとましな景色が広がっていたけど、
うーん、南米にくらべるとねー、
南米ではこれぐらいの景色普通にバスで移動していてもあったからなー。
南米から帰ってきたばかりなのを差し引いても、
日本三景のなかでも一番しょぼい、
というか他の2つに比べて格段に落ちる景色だった。
もう3時になっていて、
次は今流行の平泉へと向かう、
でも平泉の寺は5時で閉まってしまう。
松島から平泉はほとんど北に一直線で70kmぐらい、
そんなに遠くないから間に合うかなーと思ったけど、
ナビの到着時刻がすでに5時を過ぎていた。
はしっていったけど一般道はスピードが出ない、
アメリカ感覚で1時間に80kmぐら進むかなーと思っていたので、
全然そんなスピードでないねー、
平均時速40kmも出ればいいところ。
なので平泉についたらナビの言うとおり5時になっていた。
この時間ではもう見ることはできない、
でも明日までここで開くのを待っていると、
観光してからさらに北上してとやっていると時間がもたいない。
まあ帰りもここは通るはずなので今日はこのままさらに北上することにする。
でも少し進むとちょうど公共の温泉があり、
大雨も降ってきたので温泉に入ってまったりすることにする。
ここの温泉はかなり新しくて綺麗で露天風呂もあってかなりよい感じだった。
まったり40分ぐらい入って、でて新聞があったのでそれを読みながらさらにまったりする。
午後7時にでて国道4号を北に進み岩手県の県庁所在地盛岡市を目指す、
道は結構込んでいて2時間ぐらいかかりようやくつく。
とりあえずJR盛岡駅にいってみるけど、
田舎の夜は早いねー、土曜日なのに9時には店ほとんど閉まってる。
そして中途半端な都会なのでみるとこさっぱりねー、
これは飯だけ食べてさよならだな。
岩手県盛岡の名物というと冷麺が有名らしい、
ということでそれを食べようと思ったんだけど、
専門店というのはないみたい。
となると普通に冷麺がおいてあるところといえば?
焼肉屋になってしまう。
焼肉屋で冷麺だけを頼むのもちょっとねー、
しかもそもそも1人で焼肉屋に入っていくのも無理。
次に有名というとわんこそば、
でもこれがなんかやたら高いんだよねー、
食べ放題という形式をとっていることもあるけど2500円ぐらい普通にする。
南米で胃が小さくなっていてただでさえあんまり食べられないのに食べ放題なんて全然意味ない、
それにただのそばでそんなにするのはいくらなんでも高すぎないか?
じゃあもう食べるものないじゃん!
ということになるんだけど、
なんか盛岡は三大麺というものがある麺所らしい。
先の2つのほかの最後の1つは・・・
じゃじゃ麺
なんだそれ?
どんな麺だよ、もっといい名前あるんじゃないのか?
とりあえずどんなものかよくわからないけど、
やっている店を探して適当に入る。
そしてじゃじゃ麺を頼む、
5分ぐらいででてきたものは
皿うどん
だった。
冷の皿うどんなんてどこにでもあるんじゃないのか?
どこが名物なの?
なぜか上に味噌がのっていて食べ方さっぱりわからないので、
もって来てくれた店のおばちゃんにこれどうやって食べるの?ときくと、
上の味噌を自分の好みに合わせて混ぜて味付けして食べるとのことだった。
さっそく混ぜて食べてみると、
冷ではなくゆでたうどんをそのまま温かい状態でさらにのせたものだった。
初めてでよくわからなくて適当に味噌をまぜたら入れすぎてちょっとしょっぱかった、
まあ食の鉄人だからそんなに木になるほどではないけどね。
食べ終わるとおばちゃんがチータンはどうする?といわれた。
チータン?
そもそもそれが何かわからない?
50円と安かったのでじゃあそれお願い、
というと食べ終わった皿を持っておくに消えていった。
1分ぐらいで戻ってくるとなんかスープが先の皿にはいってきた、
そこに生卵をわっていれてかき混ぜてスープのようにして飲む。
これはちょうどよい感じでなかなかおいしかった、
値段もトータルで650円と安くてよい感じだった。
食べ終わるともう午後10時過ぎで今日の車中泊の場所へと移動をする、
今日は秋田県へと向かう途中にある道の駅にする。
道の駅ならトイレとかもあるし、駐車場もおおきくて寝やすいはず。
国道46号を西へと進んでいく30分ぐらい走って道の駅へとたどり着く、
ここの道の駅は田舎なのでかなり大きくて駐車場は200台はとめられるぐらいだった。
そして予想外に車がいっぱいいた、
この時間に観光とかちょっと休憩というのはそんなに多くはないはず、
ということは私と同じで車で泊まる人たちだろう。
その数30台以上、さすが夏休み中、こんなにいるとは。
標高も少し高くてここは20℃と涼しくて寝やすそう。
でもなぜかこんなに涼しいのに車をアイドリングしているやつもいる、
燃料の無駄使いじゃないのか?
トイレで顔を洗って歯磨きをしてコンタクトをはずす。
やっぱり綺麗なトイレは使いやすくていい。
そして寝る準備をして12時に寝る、
今日は2日目ということもありちょっと寝やすくなっていた。
12日目終了
本日の会計 4,570+6280(ガソリン)=10850円
通算 42,562円(1日平均3,547円 ガソリン代がかなりかさむなー)
本日の移動 宮城県仙台市 → 松島 → 平泉 → 岩手県盛岡市
移動距離 289km 全移動距離 1370km
給油 51.2L(6280円), 給油時距離 624km , 燃費 12.2km/L
全給油 102.6L , 全給油時距離 1324km , 全燃費 12.9km/L
全ガソリン代 12,717円
投稿者 nabe : 2005年08月20日 00:09
コメント
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.nabe-scm.com/cgi-bin/mt-tb.cgi/161