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2005年12月11日
『スリにあう!』
ヨーロッパはスリがたくさんいるところとして有名ですが、
私はスリになんか絶対あわないだろうと思っていた。
しかしヨーロッパを旅して2ヵ月半、
なんとスリにあってしまった!
場所はスペインのマドリッド、
ヨーロッパの中では治安最悪の町として有名で、
スリだけではなく首絞め強盗などいろいろあるところ。
まあそんな町なんだからスリはある意味軽い犯罪といえる。
その日はマドリッドに3日間滞在してポルトガルへ夜行バスで移動する日だった。
とまったホテルがチェックアウト後の荷物預かりをしてくれないところだったため、
チェックアウトして荷物を先にバスターミナルへもっていってロッカーに入れるつもりだった。
地下鉄でいくので改札を通ってきた電車に乗る。
バックパックを持っているときは人一倍場所をとるのでできるだけ空いているドアからのるようにしている、
このときも空いているドアにわざわざ移動して乗った。
でもなぜか空いていたのにとなりのドアの方からこっちへと移動してくる人もいて私の周りだけちょっと混んでいる状態になる。
バックパックを持っているときは荷物重いので何にもしていなくてもちょっと怒りモードな私。
なんでこっちくるんだよ!
荷物重いんだからせめて空いているところにいさせてくれよ!
あっち空いてるじゃねーかよ、くんなよ!
というように、
別にどこにきてもそれはその人の勝手で、
次の駅で降りるのにそっちの方が改札が近いからとかそんな理由があるかもしれないけど、
怒りモードの私は周りに来られただけでもむかついている。
電車は揺れるからせめて手すりにつかまりたかったのにそれすらできない、
お前ら私をフリーにしておいたらどうなっても知らんぞ、
100kgプレスを食らわせてやるからな!いやでも今は体重も減ってしまったし、荷物も軽くなってしまったから80kgプレスぐらいか、
南米旅行の初期なら100kgプレスでつぶしてやったのに!
などと考えて、さらに怒りモードになりながら電車は発車する。
私の荷物はバックパックの他にもう1つバックを持っている、
これにパソコンとかが入っていてこれも結構重い、
なのでいつもこれは電車に乗ったら床につけて倒れないように押さえているだけなんだけど、
周りに人が多すぎて体制も悪くてそれも無理だったので、
もういいや、とそのまま手を離して床に転がしておく。
邪魔になるなら適当にずらしてよ、こっち荷物重くて余裕ないから。
怒りモードのときは何でもありな私。
電車が発車してすこししてとなりにいた人が、
次はアトーチャ駅?
とスペイン語で聞いてくる
このでかいバックパックに東洋人顔、
どう考えても地元の人に見えるわけないでしょ?
そもそもスペイン語はなせそうに見えるのか?
通常なら
知らん!
(重いんだよ馬鹿、話しかけてくるな!)
とでも言うのだけど、
話しかけてきたのが美人のお姉ちゃんだった。
なので、
アトーチャ?
アトーチャは次じゃないよ、その次。
と丁寧に答えてあげる。
すると、
そうなのレンフェ(国鉄の名前)はアトーチャ駅でいいんでしょ?
といってきたので、
レンフェ?
レンフェだとアトーチャ駅じゃなくてさらにその次の・・・
ガッ
何だこの手は!
おりゃー!
つかんだ手をそのままひねりあげる。
それはお姉ちゃんと反対にいたおじさんの手だった、
ちょうど話をしていたときに手が左のズボンのポケットをさわってそのまま探るようなかんじだったので、
その手を捕まえてひねりあげてやった。
捕まえたおじさんはなんで?
見たいな顔していたけど、
お前、ラドロン(泥棒)?
ラドロンだろ?
とめちゃにらんで言うと、
いや、違う違うとあせりながら言っていた。
ラドロンだ、ラドロンだろ!
と何回も言うと、
その隣にいたおにいちゃんが、
なにいってるんだよー、みたいにとめに入ったけど怒りモードの私はとまらない。
お前もラドロンか?
ラドロンだろ!
というと、
なんかさらにあわてだして、
またさらに隣の人がとめに入り、
じゃあ、お前もラドロンか!
ついでにそのとなりのお前もラドロンか!
というように周りの人を次々とにらんでいく、
そういえば思いだしたけど、
電車に乗って人が周りに集まってきたときに、
私に話しかけてきたお姉ちゃんが私が捕まえたおじさんになにか話か合図みたいなのをちょっとだけしていた。
わざわざ私を挟んで話さなくても知り合いなら、
私がそっちの手すりのあるほうに行くから私をまたがずに直接話せよ!
と怒りモードの私は思っていた。
とすると?
お前もラドロンか!
とお姉ちゃんの方をにらんで言う、
お姉ちゃんも違う違う!とかなり強く否定、
でもどう考えてもお前もラドロン、仲間だろ!
というか周り全員ラドロンか!
おじさんの手をひねり上げたまま、
周りの人間全員ガンガンにらみつけてやる、
するとそのうちの1人が私が転がしておいたバックを拾う、
なんだお前、そんなあからさまに盗む気か?
なめんなよ、丸々見えてるぞ、とにらんでいると、
これ君のでしょ、落ちてたよ、
見たいな感じで私に差し出してきた。
うーん、今渡されるとおじさんの手をひねり上げているから片手しか空いていなくて、
結構重いから体制悪いし邪魔なんだけどなー。
でもそのままにしておくのもなんなので、
しょうがないからおじさんの手を離してバックを受け取る、
ちょうどそのときに電車が次の駅についてドアが開いておじさんが一番に走って出て行く、
そのあとを追うように美人のお姉ちゃんが走り出す。
なに?
とそっちを見たら今度は反対側から周りにいた奴らが一斉に走って出て行く、
おお、どうなってるんだ!
やはり全員ラドロンだったのか!
となると追っかけるのか?
まあ泥棒を被害者が追いかけるのは普通だけど、
特に何を盗まれたわけでもないから被害者ともいえない、
警察官でもないしわざわざ追いかけるの?
それに奴らの方が人数多いし、下手におっていって凶暴化されたらかなわん。
といかそもそも20kgの荷物をもっているのに追いつけるわけもねーか。
といことであっさりあきらめておいた。
あれが噂に聞く集団スリというものだったのかー、
そういえばガイドブックとかに書いてあるとおりのような動きだったな、
でもあからさますぎるでしょ、
あきらかに他のところ空いているのにわざわざ集まってくるなんて、
スリの教科書があったとしたらその通りというような感じだね。
この日は日曜日ということもあってスリとか多いのかな、
なんか普通に働いている人がそういうことするらしいです、
首絞め強盗とかもじつはサラリーマンではないのか?
というぐらい土日に集中するらしいです。
まあ土日が人が少なくなるというのもあるらしいけど、
やっぱりサラリーマン泥棒なんじゃないでしょうか。
それにしてもまさかこの私にスリを働こうとする不届き者がいるなどとは思わなかったねー。
私のサイフとかは自分でも取り出すのが大変なぐらいとりにくいからなー、
そもそもズボンの左右のポケットに入っている財布をすることなんてできるのか?
なくなったら一瞬でわかると思う、そもそも先のようにちょっと触った時点ですぐに発覚するだろうに、何を考えている集団スリ?
とはいえ、なんだかんだで全旅行中で言えばスリに会うのも3回目ぐらいかな、
毎回捕まえているけど、でも毎回逃がしているねー。
てなわけでスリに会ってしまいました。
投稿者 nabe : 2005年12月11日 16:20
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