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2006年02月04日
ダメ人間の航空券購入日記
日本に帰国して半月、
新年が明けて私ははやくもダメ人間化しかけていた
特に何をするわけでもなく思いついたときにアフリカってどんなところなんだろう?とインターネットで調べるぐらい。
南米からかえってきたときは3ヶ月オープンのチケットでヨーロッパに行くということをきめていて、
年内にはかえりたいという終わりのリミットがあったので9月末には飛ばなければいけなく、
それにあわせてチケットを取るので結構あっさり日程が決まった。
その前の南米のときは南米の最南端が冬になる前にはたどり着かなければいけなく、
逆算するとこれも必然的に日程が決まり特に悩むこともなかった。
でも今回は特に旅の期限も決まっていなく赤道をまたいで南北のかなり広い範囲なのでいつ行ったとしても夏と冬をすごすことになる、
なのでいつ出たとしてもあんまり変わらない。
しかもそもそもアフリカって旅するのにどれぐらいの時間がかかるのだろう?
それに中東をいれたとしたらどれぐらいになるのかな?
さっぱりよそうつかなくてだいたい4ヶ月ぐらい?
という感じなので予定もさっぱり決まらない。
旅を始めたのが2年前の10月なので飛び飛びとはいえ1年3ヶ月ぐらいたっている、
旅と旅の間の日本にいたときも意外と忙しくて資格試験受けていたり、日本を旅していたりしてあんまり時間なかった。
ということでこんなにいつ出発してもいいという感じだとなかなか予定をきめられないことが始めて発覚。
しかしいい加減予定をきめなければということでやっと動き出す。
今回はとにかくアフリカを縦断する予定、
ついでに中東も周り。
ルート的にはアフリカ最南端の南アフリカから北上して行って、
エジプトまであがってそのまま中東をまわってトルコまでいってイスタンブールからだと航空券が安いのでアフリカに片道でいくならこれが一番よいルート。
なんだけどアフリカ縦断にあたって一番大変であろう国にスーダンというところがある。
アフリカの国の中では最大の面積を持っていて相当な後進国、
これだけならいいんだけどスーダンは政情も不安定で内戦が合ったりとつい最近までいろいろ問題ばかりあった。
その当時はもちろん陸路でアフリカ縦断なんて夢のまた夢。
今はそれも一応収まって旅行者でも通れるようになったらしいけど、
ビザが必要でそのビザがスーダンの北隣の国のエジプトでは比較的簡単に取れるのだけど、
南から上がってきた場合はエチオピアかケニアあたりで取ることになるけど、
ビザを発給してくれないらしい。
理由とかはよくわからないけど南米であった人たちはそんな話をしていた、
だからいまはアフリカ陸路縦断といったら普通はエジプトから南下することをさすらしいです。
まあ頑張れば南から北上でもスーダンのビザを取れるらしいのですがやっぱり大変とのこと。
たぶんルート的には北上してトルコから帰るほうが航空券が安いのでお金は節約できる。
しかしバブリーバックパッカーな私はそんなに大変な思いまでして金を節約する気なんてさっぱりない!
差額100ドルか?200ドルか?そんなもん払ったらんかい!
という感じなのであっさり南下を選択する。
さて南下が決まれば拠点となる町はエジプトのカイロ、
エジプトは世界中の旅行者があつまる大観光地で、
日本からもツアーなどがいっぱい行っているので飛行機もいろいろな種類がある。
バックパッカーなので乗り継ぎとかを無視して安いものを選ぶ、
そうなるとすぐにアジア経由のアジア系の会社しかなくなる。
あとはその中で安いのを探すんだけど、
それも今は非常に簡単でリクルートのISIZでカイロ行きの航空券を検索すれば60件ぐらい見つかり、
安い順でなれべれば最安値がすぐにわかる。
昔ならABロードとかの雑誌でいろいろ調べたりして安い会社を探していたけど、
今はネットの時代そんなの全然必要なくすぐに最安が見つかる。
ちなみにABロードはリクルートが出版していてISIZのサイトもABロードのなんとかとなっている。
雑誌の方のABロードいまや虫の息、出版する意味あるの?買っている人いるのか?
というぐらいで、
昔はかなり分厚くてジャンプとかよりも厚く、タウンページに迫る勢いだったのに、
いっぱい書いてあったのにほとんどがネットにうつっていったので、
今はかなり薄くてマンガの単行本厚さ。
情報も少なくて格安航空券の記載部分なんて数ページしかない。
おじさんパッカーには時代の移り変わりをすごく感じます、
インターネットなんてまだ本格普及して10年たらずだけど、
今や生まれたときからあるぐらいに感じるねー。
まあそんな感慨にふけっている話はどうでもいいね、
ISIZでしらべるとマレーシア航空が2月出発で9万円ちょっとで売っていた。
他のは10万円を超えるのでマレーシア航空が一番安い、
ついでにマレーシア航空はノースウエストのマイレージがたまるので、
それをためている私にはこれが一番いい。
これはもう決まった!
ただマレーシア航空は名古屋からの便は週4便ぐらいで、
さらにマレーシアからカイロへは週2便しか出ていない。
2月といえばオフシーズンだけど学生旅行はピークでもある、
便数が少ないのでどうなるかわらかないのでさっそくどうなっているのか調べる。
インターネット全盛のこのご時世、
昔なら考えられなかったけど今は自分で空席を調べることができてしまいます!
一番手っ取り早いのは航空会社のページで調べれば空席がどれぐらいあるかわかる、
ただこの空席=格安航空券の空席とはならない。
格安航空券はそんなかでも5つぐらいのカテゴリーにわかれていて、
それぞれY(エコノミー)クラスのCとかAとかになっている。
だいたい安い格安航空券はこのカテゴリーの中で一番低い位置になっている。
低くても食事が出ないとか、客室乗務員の対応が悪くなるなんてことはないけど、
オーバーブッキングとかではじきとばされるのは間違いなくこのクラス。
あとキャンセル待ちもそれぞれのカテゴリーで別れていて、当然一番後回しになる。
安いだけに予約いっぱいだったら取りにくいよ、ということ。
さすがに航空会社のページではこんなのはさっぱりわからないので、
ここからは旅行会社のページで調べることになる。
最近でこそ結構いろんな会社がやっているけど、
それも昔は1社しかなかった。
(つい思い出話になる)
旅行会社の場合は格安航空券の空席を調べてくれるので、
席があるかないかがすぐにわかる。
会社によっては先のようにカテゴリーまでだしてくれるところもある。
私が使っているのは一番前からこのサービスをやっている会社で、
なんとこの会社は旅行会社が客から電話などで注文を受けた際に自分のところで航空会社に問い合わせをする専用画面(というものがある)をそのままみせてくれるというかなりの優れもの。
そこにはこのカテゴリーはあと何席とかまで細かく出ていて、
一番安い格安航空券の席はないけどその上のカテゴリーならあいているとかまでわかる。
こんな画面見せていいのかよー、
というぐらいなのだけどまあやっているからいいのかな?
逆にここまで見せてしまうと旅行会社必要なくない?
その証拠に私はこの会社で空席はしらべるけど航空券は別の安い旅行会社でしている。
ただこの会社は成田と関西しかやっていないので名古屋のは調べられない、
そこで別の旅行会社のページで調べると普通にあいていた。
これならいける、
マレーシア航空の飛行機はマレーシア経由でカイロには深夜1:00ぐらいにつくのがいまいちだけど、
まあそのままタクシーで町に出てどこかのホテルに泊まってもいいし、
空港で朝まで待ってから町にいってもいい、
その辺は時間もあるので柔軟に対応できる。
ということでさっそく一番安い価格だった旅行会社に電話をする。
インターネット全盛の時代にいまどき電話?
と思うかもしれないけど、
何回も書いたことあるけどメールでの問い合わせはあいつら、
無視しやがる!
まあちゃんと返答がかえってくることもあるけど、
確率的には5分5分かな、
それも当日ではなく次の日とかもあるので、
次の日まで待って連絡なかったらまたメールとか電話になる。
しかも返事があってそれに対してメールで質問したら
やっぱり無視しやがる!
最近派遣ばっかりだからでしょうか?
とにかくメールでの問い合わせは対応最悪なのでよっぽど時間に余裕があり、気が長い人以外は無理。
私は時間はあるけど無駄に使うのは嫌いな人、
(のわりにはダメ人間で家でぐったりしていたりするけどね、
まあやるときめたら最短時間で効率よくそれを終わらせるのが私の美学)
なのでメールなんて使う気にもならない。
電話ならその場でいろいろ聞けるしこれが一番早い、
旅なれた人なら電話で予約があたりまえ!
一番安いのはいつもつかっているIACEという会社、
もとはアメリカの会社なんだけど日本でも幅広く展開していて格安航空券の会社としては大手になるのかな。
だいたいいつも安いというとここになる。
対応は人によってまちまちだけど、
安いなりにはそれなりにしっかりしているといった感じ。
ただバカな派遣の女性社員に当たったらそれなりの覚悟をしておかなければいけない、
まあ自分がこの航空券を買う!ときめていて予約とかも変更するつもりがないなら全然問題ない。
しかしここで問題発生、
最近は原油が高騰していて価格転嫁ができないために燃料特別料金というものが認められている。
別にみんなとるんだから元の航空券の値段にプラスすればいいと思うのだが、
この料金も航空会社によってかなりまちまちで、
初めのころは2000円とかだったのがいまや会社によっては2万円近くとるところもある。
マレーシア航空はというとどうも1万円以上かかるみたい、
さらに空港施設利用税とかをくわれると2万円以上増えて結局12万円超えていた。
うーん、片道捨てるのにそれはちょっと高い、
どうせ席はまだ結構開いているみたいなのでとりあえずまた考えるといっておく。
お金はあるけど無駄に使うのは嫌いなのでなんとか安く行く方法を考える、
出発場所を成田に変えて検索してみると、
なんと5万円からヨーロッパ各都市、中近東各都市、エジプトのどれでもいけるという航空券を見つけた。
この航空券だけが5万円からと以上に安くて他のは10万円以上と名古屋の最安値よりも高いぐらいだった。
普通なら5万円でいけるんだから飛びついてもいいぐらいなんだけど、
これが別にキャンペーンとかではなく普通にいつもの値段。
何でこんなに安いかというと
バックパッカーの間では安さ1番で非常に有名なロシアの航空会社
アエロフロート
だから、
このアエロフロートは安いということで有名で学生パッカーは結構使う人も多い。
ただ安いだけに理由もあり、最大の理由は
命をかけるから安い
なんかねー、飛行機がロシアの会社がつくっているものらしいです、
その性能も相当悪くて無事に飛んでいけるのか?というぐらいとのこと、
日本からモスクワなのに国内線?みたいなぼろい中型機が運行している。
いまだ落ちたという話はきいたことないけど、
落ちたとしても別に驚かないぐらいの飛行機ではある。
さらに、
飛行機が非常によく遅れて乗り継ぎが大変、
まあ数時間ぐらいは遅れても普通というのがこの会社の飛行機。
そして、
荷物がなくなる
ただ遅れるだけならまだいいんだけどそのままなくなることもあるらしい、
中身抜かれるなんてことは普通、
ロシアなんだからまあ盗まれても当然といえば当然。
というような理由で安いだけにいろいろ不具合がある。
でもまあそこまで気にするものかなーという考え方もある、
というのもここ最近は日本からの便はボーイングを使っているらしくこれはさすがに落ちなさそう。
飛行機が遅れるのは別に3,4ヶ月の旅で数時間遅れようが全然問題ない、
荷物はなくなるのは困るけど遅れるのはこれも問題ない。
私みたいに長期のバックパッカーならその安さを考えれば不具合も気にするほどではない。
それに世界を回っていることだし、
あの有名なアエロフロートなら一度は乗ってみたい。
さっそくインターネットで調べてみると、
アエロフロートめちゃくちゃ安いのに空席ありまくり、
やはり短期の人では時間のほうがもったいなくてとても使い物にならないのだろう、
他社の半額なのにこんなにあいているとは・・・。
そのまま旅行会社に電話をかけて値段を聞くと、
航空券は58000円だけどやはり追加料金がかかる、
それでもやはり安くて6万円ちょっとだった。
思いのほかに安い航空券が見つかったので一気に旅行の予定が決まっていく。
アエロフロートはモスクワを経由すればヨーロッパ、中近東、エジプトはどこへ行っても全て同じ料金。
マレーシア航空はエジプトにしか便がなかった、
なのでエジプトから一度北上して中近東を見てまたエジプトに戻ってきて、
それからアフリカを南下していくのでちょっとルートが悪い。
どうせ同じ料金ならそのまま中東に入ってしまえばいいのでは?
それならひたすら南下するだけでよい。
そこでルートを考えると中東はシリアかベイルートになる。
どちらもトルコの南で似たような位置にある。
どっちでもルート的には悪くないんだけど、
物価はシリアのほうが全然安いみたい、
ついでに空港から町に行くのにベイルートだとタクシーしなくかなりお金がかかるみたい。
となればシリアでいいか、
ということでシリアから中東を回ってエジプトから南下していくことにした。
そこで出発の日を考えると、
もともとモスクワからシリアへは週2便しかなく木曜日と日曜日のみ、
ここで問題になるのがシリアの休日、
シリアはほぼ完全なイスラム教の世界でイスラム教は金曜日が休みになっている、
なので木曜日に出発するとちょうど金曜日に現地に着く。
1年以上旅をして学んだことの1つに、
休日に移動して新しい町に着くのは非常によくないということ。
1つは公共交通機関がへって移動するのも大変、
それより問題なのは店がさっぱりやっていなかったりして身動きが取れなくなる、
そして一番の問題は町に人が少なくなるので治安が平日に比べてかなり悪くなるということ。
なのでいったことがある町とか休日でも問題ないことがわかっている町じゃないのならできる限り休日に到着するのは避けたほうがいい。
中東は普通の人のイメージでは戦争やっていたりテロが起きていたりと危ないイメージだけど、
実は中東は普通に治安がいいらしい、
本当のイスラム教の人はすごく親切でいい人ばかり。
中東を旅行した人はシリア、ベイルートなどは本当に人がめちゃくちゃ親切で世界でも一番よいところとかなり評判がいい。
まあでもやっぱりまったく知らない町でしかも旅の始まりなので警戒は必要、
なので日曜日出発で月曜日着の便に決定する。
すると2月5日、12日、19日、26日ぐらいになる、
このときまださっぱり旅行の情報とか集めていなかったのでさすがにあと半月の2月5日は準備できるけど忙しすぎて大変。
あとはあんまり遅くなると帰ってくるのも遅くなるし、
エジプトとかが暑くなってきて大変、
お年も齢29歳になりあと1年で三十路を迎えてしまう。
おじさんにはもう時間がない!
こんな感じで予定を決めて、
準備ができる範囲で一番早い2月12日に日本を出発することになりました。
今回の旅はたぶんこれまでの中でも一番大変なんだろうなー、
中東にアフリカだもんねー、
人も病気もあるし、まさに命がけの旅。
無事に帰ってこれるといいのだけど・・・
投稿者 nabe : 2006年02月04日 22:26
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