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2006年05月17日
「モーリシャスでビーチリゾートデビュー!」
アフリカ日記 その4
「モーリシャスでビーチリゾートデビュー!」
『地球防衛軍出動!』
5月9日(火)
マダガスカルを旅行中で南西部に来ていてこの先のルートとして、
さらに南のテュリアルというところへ飛行機で飛ぶために朝からマダガスカル航空のオフィスに行く。
バスで10分ぐらいのところでついてさっそく飛行機のチケットを買おうとしたら、
明日の水曜日の便はすでに満席だった。
マダガスカルはケニアのナイロビから飛んできていて月、水の週2便しかない、
3週間の予定できていて時間を有効に使うために飛行機を使うつもりで買いに来た。
その次の木曜日の便は席が空いているけどそれだと飛行機を使う意味があんまりなくなってしまう。
そもそも飛行機を使うことになったのはマダガスカルの陸路の交通の便が悪いから、
特に今いるムロンダバまでは道が一本しかなく約16時間かけて夜行できている。
これが南米とかヨーロッパのようなツーリストバスなら快適で全然問題ないのだけど、
マダガスカルにはそんなものはなくマツダのバンを改造したものが唯一の交通手段で、
1列3人で4列と助手席の部分に2人で運転手も入れると15人乗りという結構無茶をしたバンに乗ることになる。
そこまで酷くはないけどやはり快適とは程遠いので疲れる、
それに加えてこの路線の道路は一部がとんでもない悪路で時速15kmぐらいでしか進めなく、車の底をすりながら進むような道。
まあ寝れないこともないんだけどやっぱりかなり疲れる。
ここから帰るのには当然同じ道を通るしかないのでまた1泊2日の旅になる、
さらにそこから次の目的地の南西の村ラノヒラまではまた1泊2日かかるのでトータルで3日ぐらいかかってしまう。
これが飛行機を使うとテュリアルまで1時間でついてその日も使えてさらに2日ある、
それから移動してラノヒラにやっと陸路と同じぐらいでつく。
テュリアルは海岸の町でここは旅行者の間では
伊勢海老が1匹1ドル以下で食べられる!
ということで有名なところ。
本物の伊勢海老らしく相当大きいみたい。
マダガスカル人はあんまり食べないみたいでいっぱい余っているようだ。
誰も食べないで伊勢海老が大繁殖したらマダガスカルの生態系が狂ってしまう!
マダガスカルといえば第七の大陸といわれていて大昔に現在の他の大陸から離れたので独自の生態系を持つところ。
マダガスカルの生態系が狂うということは世界規模の損失になってしまう!
ここは地球のために日本人の我々が犠牲になるしかない!
今回のマダガスカルの滞在でテュリアルに行くためには飛行機を使うしかない、
地球を守るために100ドルもかかる飛行機を使い、
コレステロールの高い伊勢海老をたべて太って成人病になりかねないのも気にせずに、
ボランティアの伊勢海老を自分でお金を出して買って食べてあげる。
地球防衛軍として伊勢海老のマダガスカル侵略を阻止する!
ということでテュリアル行きの飛行機のチケットを買いに来た。
まあ伊勢海老だけじゃなくてこの近くにダイビングで有名なところがあり、
マダガスカルでダイビングというとなんか響きがよい。
位置的にもモザンビーク海峡に面していて、
対岸のモザンビークではダイビングをするとすごくいっぱいいろいろなものが見れるらしい。
それならマダガスカルでも結構すごいだろう、
陸路の移動で3日も使うぐらいなら伊勢海老食べたりダイビングしたりしている方が全然良い。
普通の旅行者だと100ドルというとかなり高いというイメージだけど、
私はコストパフォーマンス重視で100ドルで3日買えるなら全然安い。
日本なら日雇いの仕事でも1.5日もあれば稼げるし、
就職して働いたら1日分の給料ぐらい、
これだけを考えても安いし、
ここまできてたぶんもう二度と来ないのでそれなら最大限見ておいたほうがいい。
『はじめてあった同じ旅のスタイルの人達』
私の旅行のスタイルはこんな感じなので観光とか効率が良い移動なら全然お金にはこだわらないけど、
普通の旅行者とは残念ながらさっぱり話が合わない。
長く旅しているからかもともとお金がないからかわからないけど、
基本的にお金をどれだけ安く済ませるかという考えの人がバックパッカーは非常に多い、
観光地も高いから行かないとかいう人までいる。
観光にきていて来るまでに時間もいっぱい使っているのに何でそんな考え方になるのだろうか?
このような人たちとはなかなか合わないので、
短い期間一緒に旅行するとかただ宿で話しをするだけなら問題ないけど、長期間となると無理。
だって南米とかで2kmを100円でタクシーでいけるのに、
バックパック持って歩く!
とかいいだすからねー、
たしかにその国だと100円あったらローカルの昼食ぐらい食べれるけどさー、
20kg近くのバックパックを背負って30分も歩く労力っていくらなのよ?
歩く必要性があるとは到底思えない、
1kmで100円でも全然乗るよ私は。
2人とかでシェアなら500mで100円でものってもいいかなーというぐらい。
(さすがに500mぐらいは歩くけどね)
この感覚が合うバックパッカーはこれまでまったくあったことがなかった。
でも今はエジプトのカイロからアフリカ縦断を夫婦の人とずっと一緒に旅している。
この2人は私と考え方、旅のスタイルがほとんどまったく同じで、
観光に必要なら高くても全然お金にはこだわらない、
効率がいいなら高い移動も問題なし、
ホテルは安さ一番ではなく快適とコストパフォーマンスを最重視。
あらゆる面で話が合うので旅をしていてもまったくストレスがなくて快適そのもの、
お互い非常に旅慣れてスタイルがおんなじで結構高速移動のバックパッカーなので旅行日程も同じ。
いつのまにか2ヶ月も一緒に旅しているけどアフリカなのに非常に楽で楽しい旅になっている。
こんなに旅のスタイルが同じ人は初めてあった、
いつも異端みたいな感じなのでちょっと肩身狭くてあんまり人に自分の旅のスタイルなんて話せないんだよねー。
と私が言うと、
2人も
この旅のスタイルの人と合ったのは1年半旅をしていて初めてといっていた。
旅行的には一番楽でよいスタイルだと思うのに(変わりにお金がちょっとかかるけど)意外と少ない(ほとんどいない?)です。
『モーリシャスとは?』
話がおおきくそれましたが、
こんな旅にお金を使うのにはまったくこだわらない3人なので、
テュリアル行きの100ドルの飛行機も買って飛んでしまおうと思っていたんだけど、
予定していた日の飛行機がなかった。
次の日に飛んでも2日の短縮にはなるけどあんまりゆっくりできないし、
ダイビングをするとなると大忙し。
これはこまったなー、どうしようかなーと
私とナオコさん(奥さん、2人の旅のルートはすべてこの人が決めている)でどうしようかと、オフィスに張ってあった地図の前で地図を見ながら話をしていた。
その間にコーイチさんはなんかカウンターで店員と話をしていた。
そしてしばらくしたらこっちを向いて
「モーリシャスに425ドルでいけるって!」
といってきた。
モーリシャス?
なんだそれは?
マダガスカルにそんなところあったっけ?
北部の地名かなー。
というか425ドルってなによ!
いくらなんでも高すぎでしょう!
そもそもコーイチさんは旅のルートとかは基本的にまったく考えない人でナオコさんについてくるという感じ、
なので地図とかもあんまりよくわかっていなかったりする。
(その代わりに交渉のスペシャリストでものすごい交渉力を持っている)
そのコーイチさんがなんで新しい地名を?
などと考えている間に、
ナオコさんが
「モーリシャスにそんなに安くいけるの!」
といいだした。
えっ?
モーリシャスを知ってるの?
そんな有名なところなの?
でも安くはないのでは・・・
とにかくなにがなんだかさっぱりわからないのでナオコさんに、
「モーリシャスってどこですか?」
と地図を見ながらたずねると
「ここにはのってないよ、位置としてはこっちの方」
といってマダガスカルの東の方を指差した。
「えーと、そこはマダガスカルとはどのような関係で?」
「全然関係ないよ」
「だとすると何があるところなんですか?」
「リゾート地だよ、世界的にも有名だよ、知らないの?」
リゾート地?
世界的に有名なのかー、
リゾート地は残念ながら孤独な1人バックパッカーにはまったく縁のないところだからなー、
知らなかった、モーリシャスって有名なのか・・・
ってそうじゃないよ!
そもそもそのモーリシャスは何で今出てくる話なの?
「コーイチさん、モーリシャスに425ドルってなんですかねー」
「ああ往復だよ、安いよねー」
往復?
行って帰ってくるの?
いやいやそういうことを聞いてるんじゃないし、
そして安い?
全然さっぱり話が読めん!
しかもナオコさんもなんか目を輝かせて安いねーとか言ってるし、
どうなってるの?
「アフリカ縦断旅行にモーリシャスなんて聞いたことないんですけど?」
このように聞くとやっと話が通じて詳細がわかる。
もともと2人はリゾート地が大好きでこの世界一周の間でもモルディブ(超有名なリゾート地、でも高い)とかにもいったりしている。
そして日本を出る前にいきたいリゾート地を考えていてその中に、
セイシェルとモーリシャスというところがあったらしい。
ただ場所がアフリカ大陸から東へ1000kmぐらいで他のところからは結構離れていてこの旅行中ではちょっと行きにくいところだったらしい。
それですっかり忘れていたらしいんだけど、
今このオフィスに来てそういえばマダガスカルからならモーリシャスって600kmぐらいしかないのでは?
ということで聞いてみたらしい。
それでまあ思っていたよりは安かったらしく突然ふって湧いたようにモーリシャスにいけるかも、
といことでなんか興奮気味で二人とも話していたみたい。
話によるとモーリシャスとは世界で有名なリゾート地の中でも日本人にとってはなかなか行きにくいらしい。
まあアフリカ大陸からちょっといったところにあるんだからあまりにも遠すぎるし、
直行便もなくて短い日本の休暇ではちょっといけたものではなくて、
唯一ハネムーンとかでは着たりする人がいるらしい。
ランクとしては、
タヒチ、モルディブとかの私でも知っているような超有名なリゾート地とまでは行かないけど、
それでもリゾート好きの人にはすごく有名で憧れの地の1つらしい。
日本からだと20時間ぐらいかかり、
飛行機代も20万円ぐらいはするのではとのこと。
『5分でモーリシャス行き決定』
そんな話をされて最後にコーイチさんが
「マダガスカルもきたことだし、じゃあモーリシャスもいっちゃう?」
といってきたので、
「じゃあ行こうか」
というと
「えっ!行っていいの!」
と驚いて聞き返してきた。
「うん、別にいいんじゃないの?」
というとナオコさんが
「425ドルだよ?
それにモーリシャスどんなところか知らないんでしょ?」
といってきたので
「いろんな所のビーチリゾートに行っている2人が有名というんだからすごいビーチリゾートなんでしょ?
425ドルなら安いんじゃないの?」
「まあそうなんだけど行ったことはないし・・・」
なんかもともと行きたがっていた2人だけど、
私の反応があまりにも予想外だったみたいで驚いて本当にいいの?
という感じで何回も聞かれた。
モーリシャスについてはなんかきいたことがないこともない、
もちろん島についてはまったく何も知らないけど(そもそも島だということすら知らなかった)、
世界中のビーチリゾートにいっている2人が行きたいと思うようなところなのだから、
まあすごいところだろう。
425ドルは高いといえば高いかもしれない。
でもここで私一人だった場合を考えると、
まずモーリシャス自体を知らなくて行けない
そもそも知っていたとしてもビーチリゾートに男1人で行くわけもない
そしてもし私がリゾート地にいくことがあったとしても、こんなアフリカ大陸に近い日本から遥か彼方のリゾート地になんてくるはずもない
こう考えるともし今行かなかったらまず一生行くことはないだろうというところ、
そんなところがいきなりふって湧いてきたかにように行けるチャンスが出てきた。
私の旅のスタイルからするとこれは今行っておかなければ行けない、いや行くべき。
1週間のモーリシャス旅行で飛行機代だけで1000ドルぐらいかかるというならちょっと考えるけど、
425ドルならなんらためらうことはない。
思い出は Priceless!
ということで話を聞いてすぐに2人が行くならいってOK!
という判断に私はなっていた。
さすがにその場で決めて買っていって、
実はホテルが安いところがなくて1人一泊100ドルかかりました
なんてことになっても困るので急いで戻っていってインターネットで情報収集する。
いろいろコーイチさんとナオコさんが調べてくれたけどすぐには安いホテルがあるかどうかはわからなく、
物価もそこまで高くはないだろうというぐらいしかわからなかった。
マダガスカルからモーリシャス行きの飛行機は毎日飛んでいるので問題ないけど、
マダガスカルからケニア行きは週2便で今は5月22日の月曜日に予約を入れている、
モーリシャスに1週間行ったとすると次の5月29日の予約はあと7席しか空席がないらしい。
どうも月曜日の便は常に混んでいるみたいで5月22日もすでに7席しかあいていない、
これは月曜日だとケニアのナイロビ着が午後5時過ぎなのに対して、
水曜日だと午後9時過ぎになるので世界有数の危険都市ナイロビではその時間に出歩くのはタクシーを使うとしてもタクシー強盗とかも怖くて嫌だからかもしれない。
もたもたしていると5月29日の飛行機が満席になっていきたくてもモーリシャスにいけなくなってしまう可能性がある。
ゆっくりもしていられないのでとりあえずケニア行きの飛行機を5月29日に変えてもらう事にする。
またオフィスに行って変えてもらう前にモーリシャス行きの飛行機について聞くと、
このチケットも正規料金のオープンチケットみたいで行く日も帰る日も無料で何回でも変更可能だった、
しかも予約は無料でお金を払うと取り消し手数料がかかるようになるだけで払うのも空港で直接でもOKだった。
これなら予約だけしておけばいいかなということでモーリシャス行きのチケットも予約しておく。
その後調べるとモーリシャスは独立した国で、
(フランス領だと思っていた、フランス領は当然物価がフランス価格なので非常に高くなる)
物価はビーチリゾートにしては高くはなくホテルも安いところでは2000円ぐらいからあるらしかった。
これなら大丈夫かなということで、
いきなりですがモーリシャスでビーチリゾートデビューすることになりました。
2人に言わせるとビーチリゾートデビューでモーリシャスは普通ありえないぐらい贅沢らしいです。
まあこの旅だけでも、
ダイビングデビュー in 紅海(世界一綺麗な海らしい)
登山デビュー in キリマンジャロ(アフリカ大陸最高峰にして世界の大陸の六大峰の1つ)
という感じでどこも最高からデビューする感じなのでいいかな。
それにしてもどんどんアフリカから距離でも雰囲気でも遠くなっていっている、
こんな状態でアフリカに戻っていってちゃんとアフリカ縦断旅行を再開できるのだろうか・・・
投稿者 nabe : 2006年05月17日 13:28
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