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2006年10月05日

『大移動その1 北京→西寧』

『大移動その1 北京→西寧』

9月24日午後2時半、
北京の北京西鉄道駅から今回の列車は出発する。

中国は人口の割には明らかに列車の数が少ない。
たとえばこの北京→西寧のルートは1日1便しかない。
まあいくつか乗り換えていったりすればいけるんだけどめんどくさい。
ほとんどの主要都市にもだいたい直通は1日1,2便しかなく中国の人口から考えたらどう考えても足りないはず。

北京に到着した翌日にチケットを買いにいったけどすでにその時点で2日前、
あいてないかもと思ったらなぜかあっさりチケットは買えた。

意外と中国の鉄道は空いていたりするのだろうか?
と思ったのは間違いだった。

出発当日1時間前ぐらいに駅に到着する。
中国の駅はなぜか出発を待つ人が駅の外にもいっぱいたむろしている。
それを掻き分けて駅へとはいって待合室へと行く。

通常は待合室は2,3個しかないけどさすが北京、
20個近く待合室がありそれも結構1つ1つが規模が大きい。
であるにもかかわらず人がいっぱいいる。

やっぱ中国人人多すぎるよ・・・

列車はここが始発で2等寝台をかっていてもちろん指定席なので本来はゆったりとどこかに座って待っていればよい。

のだけど中国人はなぜか30分以上前から列を作って待っている。
本当なら馬鹿な中国人を見ながら優雅に座っているところなんだけど私はでかいバックパックがある。

寝台列車の荷物を置く棚はあんまり多くなく特に自分のシートの近くとなると当然他の人もおきたいので取り合いみたいになる。

盗難の心配とか移動中に荷物を出し入れしたくなったときに困るので不本意ながら私も意味もなく早々とその列に並ぶ。

中国人は聞いていたほどは酷くもなく、
だいたいの人はちゃんと列に並んでいく。
でも結構あちこちから横は入りしてきたりもする、
このマナーというか常識のなさはどうにかならないのだろうか?
まあ発展途上国特有のものだけどいい加減中国も先進国になろうかというのに・・・

列車は15分ぐらい前にやっと来てホームへと降りる、
いそいで降りていって列車に乗り込む。

寝台列車は入口に車掌がいてチケットのチェックをするので誰でものテルというわけではなくちょっとセキュリティーはいい。

2等寝台列車は3段ベットになっている。
値段は一番下が高くて上に行くに連れて少しずつ安くなる。

私のお気に入りは中段、
一番下は日中は他の人が座ったりすることもありかなり不便(であるにもかかわらずなぜか値段は一番高い)、
一番上はいいのだけど上り下りが面倒なのと窓が見えなくなるので景色がさっぱり見えなくて暇な移動中何にもやることない。
それぞれの段の高さはほとんど変わらないので私は中段が一番好き。
(というか中段以外のったことないけどね)

荷物も早く乗ったことでちゃんと自分の近くの棚に置くことができてチェーンで棚とロックさせておく。

そしていよいよ問題のメンバー発表。

この旅が快適なものになるか、最悪なものになるかはこのメンバー発表にかかっている。

一番いいのはそれぞれみんな1人旅行者(もちろん中国人、外人なんて1車両に1人もいない)でそれぞれ本を読んだり、寝たりと思い思いの時間をすごす、これが静かで一番いい。

一番最悪なのが家族に囲まれること、
1コンパートメントは3段ベット2つの6人でそこに家族がやってきた日には大変なことになる。

なにせ中国人はとにかくうるさい、
発音を聞き分けるのに必要なのかどうかわからないけど、
とにかく話す声がでかい。

別に周りに騒音とか何にもないのに声がでかい。

となりのコンパートメントの話し声が日本人の普通の会話の音量に聞こえる。
なのでよく話す家族とかが同じコンパートメントに来たらそこはもう、

世界ウルルン滞在期 in 中国鉄道

みたいでうるさいし、いつまでもおきていてなないしと大変なことになる。

1度2つとなりのコンパートメントに家族がいたけど、
その距離でも勘弁してください、というぐらいだった。
中国人の家族とは最低10mは離れたいものだ。

恐る恐る他の人が来るのを待っていると、
みんな男の中年から高年ぐらいのひとでそれぞれ他人であんまりはなさなそう。
ちかくに家族もいないしこれは今回は静かでよさそうだ。
ただ空いているかもと思った列車はやっぱり満席だった。

列車は時間通り午後2時28分に出発する、
そして77時間4000kmにおよぶ中国横断西方大移動が始まった。

投稿者 nabe : 2006年10月05日 21:29


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