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2006年10月06日

『大移動その2 西寧→ゴルムド』

『大移動その2 西寧→ゴルムド』

さて列車での移動というと・・・
まったくやることがない!

まあガイドブック読んだりとか中国語を勉強したりとか少し流行ることあるけど、
そんなのすぐに飽きてしまってやることがなくなる。
外の景色もあんまり代わり映えなくて単調で飽きる。

となるとあとはひたすら寝てすごすことになる、
中国の列車はエアコンも効いていて非常に快適でよく寝れる。

寝るのにも限界があるけど寝れるだけ寝ておきては暇をもてあまし、また寝るというのを繰り返して暇な時間をすごす。

寝台に乗っている人はほとんどが長距離移動の人ばかりで途中でいくつかの駅には止まったけど降りる人はほとんどまったくいない。
最終目的地の2つ手前の蘭州という大きい都市に着くとここでは人がいっぱい降りていった。

さらにすすんでいって出発から25時間、
9月25日午後15時30分に西寧駅にたどり着く、
ここが終点なのでみんな降りていく。

列車での移動はかなり快適でほとんど疲れないのでこのままさらに先に移動する、
次の目的地はゴルムドというチベットの入口の町。

列車とバスがあるけど列車は距離の割には結構高くて便数も全然ないのでこの移動はバスを使うことにする。

バスのチケットは近く延ばすターミナルですぐに買うことができた、中国名物の寝台バス。

出発は午後5時半だったのでその前に食事をしておく、
中国は本場中華料理がものすごく安く食べられるので食事に困らないのはいいところ。

でもそれは日本人だからで外人は相当困ってる、
なにせメニューが全部中国語(=漢字)のみだからね。
日本人は相当読めるのでだいたい好きなものを注文できるけど外人は適当に頼むしかないようだ。

たべて午後5時過ぎに寝台バスがきてのる、
なんか前に乗ったのと比べるとかなりボロい、
乗る人は8人ぐらいしかいなくてガラガラなのかと思ったらなぜかほとんどのシートに荷物がおいてある(=人がいる)。
始発でなんで人がいないのに荷物がこんなにおいてあるのだ?

しかも指定席みたいにシートナンバーが書かれているけど、
肝心のバスの方にシートナンバーが書かれていない。
ということは自由席になるのだけど席はほとんど埋まっている。

しょうがないのであいているところを探すけどあいていたのは一番後ろのほうだけだった。
バスは一番後ろ特にリアタイヤ以降はものすごくはねやすくなる、
ちょっとはねただけでも後ろは相当はねる。
なのでできるだけそんな場所は避けなければいけないのだけどないのならしょうがない。

バスは少し遅れて出発するとしばらく進んでなんか道端で人を拾う、
どうやらこっちが本当のバス停のようだ。

といっても本当にバス停みたいになっているわけではなくて完全に運転手のお小遣い稼ぎ。
ここで乗せた客はすべて運転手のポケットにお金が入るのだろう。

どうもこの人たちが先に荷物を置いていたようでバスはほとんど満席になった。

そしてまた進んでいく。

西寧は標高が2200mあり結構高い、
この次の目的地ゴルムドは2800mぐらいあるみたいでかなり高くなる。
そして今回の最終目的地チベットのラサは3600mぐらいある、
しかもゴルムドからラサへの途中には5000mの峠を越えることになる。

高山病にかかることが非常に多い路線なのでゴルムドについたら1泊して高度順応してそれから進もうと考えていたのだけど

西寧でて1時間ぐらいしたら普通に標高3000mぐらいになってた。
そのあともひたすらそれを維持するぐらいの標高を走る。

そして午後10時ぐらいにレストランの近くでとまって食事になる。
メニューすらない店だったけど適当に頼んで食べる。
標高3000mもありこの時間なのだから相当寒いと思いきや、かなり暖かい。
気温18℃ぐらいあり全然寒くない。

富士山と同じ標高なのだからチベットは相当寒いだろうと覚悟してきたのに意外なほど暖かくてかなり拍子抜け。

30分ぐらいレストランで止まってまたバスは進んでいく、
中国の道は比較的良くて一番後ろのシートでもそこまではねなくてよかった。

でもすすんでいくとすぐにどんどん山を登っていってそのうち3600mぐらいまで上がっていっていた。
しかもその後ほとんどその高度を維持して走っていく。

高山病は高いところについた日は大丈夫だけど寝て起きた次に日に頭が痛くなったりという症状が起きる。
寝ているときに呼吸が浅くなり酸素不足になるというのが原因らしい。

じゃあ寝なければいいのでは?

という科学的にそれでいいのかよくわからないけど、
できるだけ早く順応するためにほとんど寝ないようにしておいた。

幸いこの高度でもまったく頭が痛くなるということもなく、
特に息苦しいということもなかった。

もうこんな高度まで上がってるし、これはゴルムドで高度順応のために1泊する必要はないかも・・・

こんなことを考えながら眠らぬ夜のバス移動は進んでいった。

投稿者 nabe : 2006年10月06日 21:31


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