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2006年10月08日
『中国人と交渉』
『中国人と交渉』
私は闇というと闇タクシーが一般的だと思っていた、
タクシーだと早いし、人が集まればすぐに出れるから便利でよい。
駅前でいっぱい客引きがいるという話を聞いていたので早速いってみるとタクシーどころかそもそも車自体がほとんどいない。
なにここ?
なんでこんなに寂しい状況になってるの?
バックパックも持っているし、それらしい人がいればすぐに声をかけてくるだろうと一応ウロウロしてみるけどさっぱり声なんてかからない。
あれ?
これどうやって見つけるものなの?
しょうがないので近くにラサ行きのバスが止まっていたのでそれに声をかけてみる。
すると1人800元で行くといわれた。
ガイドブックには1人500元ぐらいでいけると書いてあったのでそれは高い!
というけどなにせバスがこれしかなくて交渉の余地がない。
そこへ先のオーストラリア人が戻ってきてやはり高いので闇で行くというけど、
タクシーだったら人数集めにいいけど、バスだと人数関係ない、
そしてバスじゃあ見られたら一発でオーストラリア人なんて外人とわかる。
こんなんと一緒にいてチェックポイントとか抜けられるのか?
というかそもそも外人が闇でチベットに行くなんて聞いたことないんだけど、誘わない方が良かったかな・・・
とにかく値段が高いので何とかしようと一応粘ってみるけど、
向こうも自分しかいないのがわかっているので値段は下げてこない、
100元ぐらいはまけられるかと思ったけどそれも無理だった。
そんな交渉をしている中で他の2人の日本人はというと、
うーん、しょうがないんじゃないですか?
それでいいんじゃないの?
と早くもあきらめモード。
お前らもうちょっと頑張れよ、
というかお前らの態度が向こうに伝わっているから交渉がうまくいかないのはわからないのかな?
一応長期旅行者なのだけどまだ3ヶ月ぐらいなのであきらかに経験が足りない、
こんなときはコンビネーションで他の2人は
いやそんな高いなら乗らない!
とかいう態度でどこかへ行こうとしなければいけないのに・・・
交渉はあきらめて別のバスかタクシーをさがすことにする。
他の2人は探しようがないようなこといってたけど、
こんなところはどうで宿とかが斡旋していたりするもの、
早速その辺の宿に入って聞いてみるけど知らなかった。
まあ何件かまわればあるかもと、
さらに歩いていくと駅から少し離れたところでタクシーが声をかけてきた。
闇タクシーといっても本当のタクシーじゃなくて乗用車を借り切るみたいなもの、
あやしすぎてこんなんじゃすぐつかまってしまうでしょ、
と思ったら
ラサにいきたいのか?
それなら連絡してあげる、
みたいなことを言ってきた。(中国語なのでわからないけど仕草でそんな感じ)
まあ聞いてみるかと乗り込むととりあえず走り始める、
どうも縄張りとかがあるみたいで駅で直接声をかけることはできなくて、
私達が離れるのを待っていたようだ。
早速連絡してくれてそこへ連れて行ってくれるとそこはにはまた別のバスがいた。
やっぱり闇バスなのか?
まあ値段さえ折り合えばどっちでもいい、
さっそく話をする。
やっぱり英語は通じないので筆談とちょっとだけ覚えた中国語ではなす。
始めに言われた値段はやっぱり800元だった。
高い!
それじゃ乗れない!
というとじゃあ今他のところはいくらといっているんだ?
と聞いてきたので
600元!(本当は800元だけどね)
というとじゃあ600元ならのるのか?
と聞いてきたので、
いや400元なら乗るよ
と答える。
本当は300元と行っても良かったんだけど、
あんまりやりすぎると交渉がそれで終わると困る、
でも一度いった値段は上がるしかないのでできるだけ低めの値段設定。
いやそれは無理だ600元。
400元!
600元!
400元!
そもそも中国人の普通運賃が200元なんだぞ、
400元は無理だ!
じゃあ450元!
(こんなときはできるだけ小刻みにあげる方がいいです
一気に上げるとまだまだ上がると思われるので)
わかったよ、550元ならいいだろう?
いや450元で!
550元
450元
550元
じゃあ460元ならいいよ。
さすがに向こうも疲れてきたみたいで、
それなら間を取って500元、これでいいだろう。
うーん500元かー、(まあ予定通りの値段になった)
とりあえず私一人では決められないから友達と相談してくる。
といってまたタクシーに乗って戻る。
そして戻って500元のバスを見つけたというと、
なんか驚いていた。
さがせばいくらでもあるよ。
と思っていたけど、
どうも今は本当にないみたい、
というのもここはもともとチベットへの玄関口として栄えていたところ。
チベットへはここからバスが一番安くいけて、他の方法は飛行機しかなかった。
でも今は鉄道が開通してバスよりは高いけどはるかに快適で早いので中国人はみんなそっちを使っているみたい。(中国人はもちろん許可証なんて要らない)
なので昔に比べてあきらかにバスの本数が激減していてる、
闇タクシーももともとは中国人がはやくチベットに行くためにあったものを日本人とかが使っていたので、
その中国人がいなくなっていまや存在しないようだ。
なかなか闇を探すのも大変になってきているみたい。
投稿者 nabe : 2006年10月08日 21:37