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2006年11月02日
『交渉人2「カナダ人」』
アジア日記 その7-5
『交渉人2「カナダ人」』
そして2番手はカナダ人のビジネスマン
この人たちはビザの申請に来たのだけど窓口が開いていなかった。
同じように抗議していたけどこっちはまた別のアプローチを試し始めた。
今日が休みなのはわかるけどこっちもビザが取れないと困るんだ、
いくらか余分に払ってもいいからなんとかビザ取れないか?
というようにお金をちらつかせてみたみたい。
うーんこれはイスラム圏の人には非常に有効そうだ。
ワイロであっさり即日ビザ取れるなんていくらでもあるだろう。
払うといっても100~200ルピー(250~500円)も払えばパキスタン人にとってはそれなりのお金だろう。
もう少し払って1000円分ぐらい出したとしたらかなりのお金。
でも先進国の人にとってはそんなのタダみたいなもの、
それで1日とか2日時間が短縮できるなら全然安いだろう。
文句を言ったり、パキスタンをほめてみたりとこちらもかなりのやり手。
こういうときの欧米人は非常に役に立つ、
ツアーとかで内容が違ったりしたときに怒った欧米人は100人力、
めちゃくちゃ強く文句を言うので見ていればだいたいお金が返ってきたり、ちゃんとツアー内容がその通りになったりする。
普段は無駄にお金ばかり使って物価を上げるだけで役に立たないが、このときだけは役に立つ。
この人も10分ぐらいいろいろいってがんばっていた。
もしいくらかだしてもらえるようなら手持ちのインドルピーは少ないので、
ドルでもいい?とかいってもらわなければ。
おかげでますますビザがもらえる確率が上がったぞ、
よくやったカナダ人!
『交渉人3「その他の人々」』
そして3番手、
フランス人のお兄ちゃん、3人できていたけど2人はなぜかどっかいなくなっていた。
この人もビザは申請していてピックアップ。
カナダ人のお兄ちゃんが窓口を空けたのでこのおにいちゃんが行くけどなんかあんまりやる気ない、
すでにあきらめモードみたいな感じで1分ぐらい普通に話をしただけで終わった。
もっとアピールしなければいかんよ!
イラン人が論理的に
カナダ人が金銭的に
アピールしたんだから君の仕事は情に訴えることでしょ。
切実さを伝えないと、
病気の友人が明日にも死にそうなんだ、行かせてくれ!
とでもいってほしいものだ。
もう他に人がいないので後は私だけになる。
しょうがない使えないフランス人に代わって私がやるか!
窓口にいって話はするけど
うーん、やっぱり無理みたいよーん。
なんか窓口小さくてさー、
あいつら声小さいんだよねー。
ついでに英語もなんか変で聞き取りにくい。
あと私はヒアリングは相当できるんだけど話すのはあんまり得意じゃないんだよねー、
まあある程度は普通に話せるんだけど難しい話になると無理。
病気の友人が明日にも死にそうなんだ、行かせてくれ!
ぐらいはいえるけどそのあとが続きません。
あんまり変な嘘ついてビザ自体くれなくなっても困るし、
月曜日こいっていったから来たんだよー、
誰かいるんじゃないのー、ピックアップだけさせてよー、
今日の夜行列車のチケットもうかっちゃってるんだよー。
というぐらいのアピールはしておきました。
イラン人のおっちゃんがすでにそっちはかなり強くアピールしてるから意味ないけどね。
私が窓口で話した時間30秒、
フランス人のお兄ちゃんより短かった。
まあ他の人が頑張ってるからもうやることないしね。
その後もうちのエースのイラン人がいろいろはなして頑張っていた。
でも30分ぐらいしてあきらめて帰っていってしまった。
おいおいマジかよ、
エースが帰っちゃまずいでしょ。
同じイスラム圏のおっちゃんが無理じゃあ他の人なんてどうにもならないでしょう。
年もおっちゃんは50歳ぐらいだけど他の人はみんな30歳ぐらいだし。
イラン人のおっちゃんが帰ると、
これはダメだなというムードになり始めて、
5分後に次期エースのカナダ人も帰っていってしまった。
投稿者 nabe : 2006年11月02日 23:40