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2006年11月25日
『悪いこと 良いこと』
アジア日記 その10
『悪いこと 良いこと』
最近悪いことばかりおきていてその報告ばかりになっているこの日記。
とりあえずいつもどおり悪いことから。
いよいよトラブル続きのこの旅も最終段階、
そしてついに来るべきときがやってきた。
11月20日
この日は夜行バスでの移動だった。
ベトナムに入っての初めてのバスでの移動。
ベトナムはローカルバスもあるのだけど旅行者が一般的に使うのは大変。
ましてやなんちゃってバックパッカーの私はできるだけする楽をしたい。
そんなバックパッカーの望みをかなえてくれるのがオープンツアーバスというもの。
これは主要都市への移動のバスをツアー会社が主催しておこなうというもの。
南北に長いベトナムは旅行者は一方通行で南から北、北から南と移動する。
寄り道するところもそんなにないために移動ルートは誰でもあんまり変わらなく、バックパッカーはほとんどの人がこのオープンツアーバスを利用する。
もちろん私も利用する。
このオープンツアーバスというのはいろいろな会社が主催していてバスのグレードなどでもかなり差がある。
午後7時過ぎにバスが着て乗り込む、
バス自体は結構良い感じ、ただ
なぜか現地人が乗っている
あれ、これって外国人専用のツアーバスじゃないの?
私が勝手に思い込んでいただけなのかもしれないけど、
普通こういうのはお金を持っている外国人が高いお金を払う代わりに便利、快適に移動することができるというもの。
だから現地人には高いので乗ってくることはない。
ついでにやはり所得が低い人を乗せると荷物の盗難とかの心配も出てくる。
それらのことを考えても外国人だけかと思っていた。
これは荷物の盗難に注意しなければ。
と思いながら乗り込む。
この日は珍しくすごく雨が降っていてバスに乗り込むだけでもかなりぬれるので、荷物はバスの下に入れる余裕はなくて車内に持ち込む。
他にも一緒に乗り込んだ人がそうしていた。
乗り込んで前のほうには現地人が7,8人ぐらい座っていて、
その奥のほうには外国人がのっていた。
私も奥の方に進んで荷物はイスの上に置いて座る。
バスは目的地へむけて出発する。
でもすぐにとまってまた人が乗ってくる。
それがまた現地人。
運転手と車掌のお小遣い稼ぎなのか、
もともとこのツアー会社が少しでも儲けようとしているのかわからないけど、
現地人がさらに5人ぐらい乗ってくる。
これじゃあローカルバスとあんまり変わらないんじゃないのか?
しかも前のほうの席がなくなったので一番後ろのほうの席にまでやってくる。
荷物の盗難の可能性がさらに上がってくる。
バス自体はクーラーも効いていて快適で良い感じ、
調子よく進んで行き、夜行なので寝ておく。
午前2時ぐらいにどこかのレストランに着く、
トイレ休憩となんかちょっと食べたければ食べてもいいみたい。
とりあえずトイレだけ行く。
5分ぐらいで席に戻ってくると・・・
な、ない!
どこにもない!
そんなばかな、もしかして盗まれたのか!
私の大事な大事な
毛布がな~~~い!
どうなってるんだよー、
でも確かにバックパックの上においておいたはずの毛布がなくなっている。
まさかそんなもの盗まれるとは思ってなかったよー。
荷物の方はバックパックとサブバックはワイヤーでつないでいて、
そこにさらにもう1つワイヤーでイスにもつないである。
なのでワイヤーカッターでも持ってきてきらない限りは盗まれない。
まあここまでやっていて盗まれたらしょうがない、
バックパッカーで荷物盗まれる人はだいたい普通にイスの下にただおいてあっただけとか、
酷い人はサブバックのチャックに鍵をかけておかないで簡単に開けられるようになっていて寝ている間に盗まれた、とかいう人も結構いる。
私は眠りが浅いのですぐにわかるけど、
そんな私が厳重に鍵をかけるのに、盗まれてもわからないぐらい熟睡する人がなんでカギかけないの?
日本の感覚とかなのだろうか?
それはいいとして、
バックパックとかは盗まれなかったけど、
なぜか毛布が盗まれていた。
なんで毛布を?
その辺の外人のシートの下におきっぱなし、上の棚に無造作に置かれているサブバックとかをもっていけばいいじゃん。
毛布なんて盗むなよ、
人が使っている毛布なんてわざわざ盗むほど貧乏なのか?
全然高級なものではなくむしろ安っぽい毛布なのに・・・
家に帰ればそんなものあるだろう!
値段はただみたいなものだけど、
かれこれヨーロッパ旅行から1年近く一緒に旅をしている。
思いではプライスレス
こんなところであっさりなくなってしまったのは結構ショック、
しかもここのところのトラブル続き、
ついに盗難までやってきたか、
と思うとこの旅は最後にはどうなるんだ?
俺、死ぬんじゃないのか?
と思うぐらい、へこんでいた。
もちろんすぐにその辺の外人に毛布見なかったか?
と聞くけどみんなしらない。
どうもここで降りる人もいるみたいでそいつの中の1人が持っていったのだろう。
だから現地人なんてツーリストバスに乗せちゃダメなんだよ!
一応運転手とか車掌にもきくけどもちろんわかるわけない。
これはもう見つからないわ、
かなりがっかりしながら席にすわる。
そして出発をまっていると
後ろの方に座っていた現地人はみんな席に戻ってくる、
あれこいつら降りるんじゃなかったの?
どうも前のほうに座っていた現地人も(まったく関係ないけど)降りる人はいないみたい。
じゃあ誰が降りたんだ?
どうもここからトレッキングに行くことができるみたいで、
数人の外国人が降りただけだった。
ということは犯人は外人か!
イスラエル人がいたのだろうか?
(イスラエル人は他人のものは自分のもの、ちょっと借りるだけよーん、見たいな感覚で目に付くものはすべて持って行く対象物)
でもよく考えるとここは元フランス領、
元フランス領はなぜかやたらフランス人がいっぱいいる。
ここもなんかフランス語を話している外国人が多い、
フランス人もイスラエル人並とは言わないけど、
結構たちが悪いことが有名で、
やっぱりその辺にあるものを普通に持って行ったりするらしい。
ついでフランス人カップルはどこでもやりはじめることでも有名で、
ドミトリーでやり始めることも多々あるらしい。
そんなことドミトリーでやられても困るよ、
寝たフリしておけばいいのかなー?
幸いヨーロッパ旅行中にそんなのに当たらなかったから良かったけど。
そうかー、フランス人かやっぱり奴らは信用ならん!
確かにバックパッカーにとってはあの薄手の毛布は結構使い勝手がいい(私が1年も持ち歩いているぐらいだからね)
これから先は東南アジアで暑いところばかりだけど、
暑いところでもこの薄手の毛布はかなり使える。
暑いところは毛布とかが一切おいていないところが結構ある、
さすがになんにもかけないで寝るとお腹が冷えて次の日大変なことになりかねない。
もし毛布がなかったらタオルとかTシャツをかけて寝ることになる。
フランス人めー、バックパッカーならそれぐらいもってこいよ!
怒り心頭と気分落ち込みでバスは進んでいく。
このバスはちょっと小さめの毛布が各席についている。
なんでこれを盗んでいかないんだよー!
まあちょっと厚手で持ち運びに不便だけどわざわざ私のを盗んでいくなよー。
こうなったらしょうがない、
このバスの毛布を借りていく(交換で持っていく)しかないか!
朝になってバックパックにしまおうかなーと思っていたら、
後ろにいた現地人がなんか話しかけてくる。
ベトナム語なんてわからんぞ、
と思っていると、
そいつは私の毛布を持っていた
犯人はお前かー!
返せ!
といっても別に盗んだわけではないみたい、
なんか朝になってバスの毛布のなかに紛れ込んでいたらしい。
まあそりゃそうだよな、
こんな毛布盗んでいく奴なんていないよ。
幸い未遂(思い込み?)で盗まれないですんだ。
でも1年持ち歩いた毛布を盗まれたと思ったときはさすがにへこんだよ。
ここまでこの旅はついていないのか、
もう本当に帰ろうかと思った。
今回はオープンチケットみたいなものだからいつでも帰国日を変えられるしね。
はー、せめて1週間連続ぐらいはトラブル無しで普通に旅がしたいものだ、
このついてない状態ではむりかな・・・
投稿者 nabe : 2006年11月25日 04:56