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2007年01月06日
生命保険は必要なものか?
生命保険というと日本人なら誰でもあたりまえにはいっていますが、
本当に生命保険とは必要なものなのでしょうか?
もちろん人によっても違うでしょうけど、
日本人全体の少なくとも半分、たぶん1/4ぐらいの人しか保険は必要ではないです。
じゃあ私は保険に入っていないの?
と聞かれるとしっかり入っています。
なんだよ、入ってんじゃねーかよ!
といいたくなるでしょうが、
入っているといっても普通の人とは違うものです。
私が入っているのは県民共済というもの。
月額2000円で年2万4千円、
ただ県民共済はあんまり儲ける気がないのかよくわからないけど、
お金の割戻金というシステムがある。
お金が勝手にかえってくるだけなので断る理由もないし、
返してくれるんだから詳しく調べる必要もない。
とにかく集めたお金からその年で保険申請とかがあったお金を引いて余ったお金を、運営資金とかを差し引いてあまった分を返してくれるというものらしい。
そのなのとおり県民なので官営だからこんなサービスなのかな?
民間だとこれは儲かったラッキーといって回収されてしまいそうだ。
でも逆に考えると官営はいくらぐらいかかるかよくわからないから大目にもらっておいて、
余った分を返すというリスク分散をしているだけかもしれない。
まあとにかく24000円払い込んでも払戻金でお金が返ってくる。
その返ってくるお金というのが毎年結構な値段、
平成17年の場合は8000円近くて33%ぐらいかえってきた。
そんなに返して本当に大丈夫なのだろうか?
おかげで保険代はこの年は16000円となった。
補償内容は
入院で1日5000円
死亡が400~1000万円(条件による)
まあ一般的な保険と同じぐらい。
日本人が普通に入っている保険はというと、
死亡保障数千万円があたりまえ、
でもあとは私の保険とあんまり変わらない内容。
しかしその掛け金は相当高くて月1万から2万円ぐらいをあたりまえに払っている。
年12~24万円と相当高く、さらに掛け捨て部分もかなりあり実質戻ってくるのは払い込みの半分ぐらい。
でもでも、実際に必要な補償内容ってどれぐらいなものなの?
たとえば働いている30歳の男性が1000万円かかる手術を受けたとしましょう。
社会保険に入っているので3割負担で自己負担は300万円
でも300万円払うわけではありません。
社会保険には高額療養費制度というものがある。
高額の医療報酬に対して一定額を超えた場合にその分は社会保険から出るというもの。
普通の収入の人では
80,100円+(医療費-267,000円)×1%
なので107400円となる。
これぐらいのお金なんて貯蓄でいくらでも何とかなるでしょう。
入院費はというと入院している間は給料が出ないということになりますが、
まず有給を使えば最大40日ぐらいはお金が出ることになる。
そして仕事での怪我とかなら労災で全てのお金が出るのでまったく問題ない。
入院費も4人部屋とかなら1日5000円ぐらいだからそれもたいしたお金にならない。
まあ相当長い期間入院するなら問題になるけど無保険じゃなく入院補償のある掛け捨て保険で十分対応できる。
ということで入院、手術は高額の保健は一切必要ないということになる。
死亡について考えてみる、
まず独身なら別にお金なんて必要ない。
まあ葬式代ぐらいはあるようにこれも掛け捨てで十分対応できる。
結婚していて子供がいるとどうだろうか?
子供がいる場合に働き手の男の人が死んでしまったら収入が一切なくなって大変!
というようなことを保険の勧誘の人は言いますがまったくそんなことはありません。
普通の会社員の場合は厚生年金、そうでなくても国民年金に入っていた場合、
遺族年金というものが子供が18歳になるまで出ます。
子供が1人なら年100万円ぐらい、2人で120万円ぐらい出ます。
月10万円ぐらいですがまあそれなりのお金。
もし子供が生まれてすぐだったしたら18年で1800万円の給付があります。
これだけで暮らしていくのはもちろん無理だけど、
母親が働いて月15万円ぐらい稼げば月25万円なので暮らしていけないこともない。
保険会社は5000万円の死亡保障とかついているのをすすめてくるけど、
あるにこしたことはないけど死ぬ確率のほうが低いことを考えるとやはり保険が高い。
とこのように考えただけでも実は保険とはあんまり必要ないものだということがわかる。
日本では生命保険というとただ保険と思っているけど、
欧米では生命保険とは金融商品の1つと位置づけられている。
欧米では生命保険というと貯金とか株式投資などと同列で、
金融投資の一環として死亡にたいするリスク分散のためにつかわれている。
生命保険は掛け捨てのものもあるけど金利がついて全て戻ってくるものもある。
その金利はというと銀行に預けていたよりも安いけどその間に死んだ場合は得をするということになる。
死んだほうがお得というのもなんか妙な話、
もし死ななかった場合は銀行に預けておいたほうがお金は増えていたということになる。
最近でこそやっと変わってきたけど、
日本人は余剰資金=貯金という考え方が多い。
たしかに貯金することを考えれば生命保険に入っておいたほうがリスク分散としてはよいということになる。
でも投資信託などが一般的な欧米では貯金はあんまり儲からないのでそんなに比率が高くない。
生命保険はもっと儲からないのでいっそうお金をあまりかけなくなる。
ここで考えるのは生命保険会社はどうやってお金を儲けているのか?ということ。
答えは簡単、もらったお金を株とかで儲けてその利益で儲けている。
結局は証券会社と似たようなことをしているだけで、
お金を集める手段として銀行は貯金で金利、
生命保険は死亡保障などで低金利というようにしているだけ。
もちろん銀行の金利も同じようにお金を運用してそこからでている。
それなら生命保険会社にお金を預けて運用してもらうよりも自分で運用すればいいんじゃないの?
ということになる。
生命保険会社に年20万円預けていったとして30年で600万円になる。
この間に死ねばもちろん儲かるけど、
平均寿命が80年にもなろうかという日本人はそう簡単には死にません。
というよりは平均寿命から考えてもほとんどの人は死なないといってもよいぐらい。
万が一の確率もないだろう。
もし自分で株とかで運用した場合、
頑張れば10倍でも20倍にでもなる可能性がある。
(まあゼロになる可能性もあるんだけどね)
もちろん景気がよいことが前提条件だけど、
直接自分で株とかに手を出さないでも投資ファンドなどを使っても少なくとも生命保険よりは遥かに儲かる。
それがわかっているから欧米の人は生命保険にはあんまりお金をかけないで、
必要最低限であとは自分で運用して儲けるというスタイル。
私もまったく同じで、
生命保険に金をかけているぐらいなら自分で資産を運用したほうが遥かに儲かる、
と思っているので保険には本当に必要最低限のお金しかかけないようにしている。
特に独身なので生命保険さっぱりいらないからねー。
ちなみに保険会社のうたい文句で、
今入らないと30歳を越えたら保険代が上がりますよ!
といわれますけど別に気にすることないです。
保険代が上がるのは
年齢が上がれば上がるほど死亡リスクが高まるのでその分保険料を上げることになる。
さらに保険会社はお金を預けてもらってそれを運用してお金を儲けている。
なのでできるだけ長い期間預けてくれたほうが儲けが多くなる。
だからはいるのが遅くなった場合はその期間が短くなる、
これもまたその分保険会社が損をするのでそれを上乗せして保険代が高くなる。
だけど若いときは独身の人が多いのでそもそも保険自体が必要ない(私の考えでは)、
だから別に入る必要なし!
それよりは余ったお金があるなら自分で運用したほうが絶対得。
若いときほどいろいろ遊ぶのにお金が必要だったりするので、
そんなときに保険代でお金をいっぱい使うほうが損。
年とったら給料も増えるから多少保険代が増えても問題ないです。
よって生命保険は独身ならほぼいらないもの、
最低限の補償(入院とか)があれば十分。
女の人は世帯主じゃない限りは独身と同じようにほとんど必要ない、
共働きの場合はよっぽど収入が女の人が多くない限りはやっぱり必要ないです。
男性の既婚者でもまあ死亡で3000万円ぐらいあればいいんじゃないでしょうか。
ということで男性の既婚者で22歳未満の子供がいる人が保健が必要なぐらいなので、
だいたい全人口の1/4ぐらいしか保険はいらないことになります。
子供が小さいうちは扶養期間が長いのでできるだけお金がいる、
大きくなればお金は必要なくなるので、
死亡保障については子供が小さいはできるだけ多く、
子供が大きくなってきたらだんだん少なくしていけばいいです。
でも日本の保険会社はさっぱりそういうことは話さないで、
普通にはじめの高い死亡保障がそのまま維持されます。
だから日本の保険は年をとることに死亡リスクが高まる分だけ高くなります、
普通ならその分を死亡保障を減らしいけば値段は上がらないはずなのに・・・
生命保険のご利用は計画的に
保険のかけすぎはご注意ください
投稿者 nabe : 2007年01月06日 04:14