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2007年08月12日

『メキシコ小冒険旅行 その1』

『メキシコ小冒険旅行 その1』

「嘘か真か、ジンベイサメ大量発生ポイント」


前に旅行中に下書きしていたものをすっかり忘れていて、
今頃出てきたので、いまさらだけどせっかくなので書いてみました。
ちょっとまえのメキシコ旅行の時のお話です。



5月19日

この日はメキシコのカリブ海の島「コスメル」からメキシコ本土にもどり、
そこでセノーテという鍾乳洞の中を潜るという世界でも珍しいダイビングをする。

ダイビングはなかなか良い感じで満足のうちに終わる。

ダイビングが終わって町まで車で戻るときに今日のダイビングのガイドに

「今日はこれからカンクンに行って明日はまたカンクンでダイビングをするつもりなんだけど、どこがいいポイントか知ってる?」

ときく、まあここで仕事をしているぐらいなんだから50km北に行っただけの有名なリゾート地のダイビング情報も知っているだろうと思って聞いてる。

すると、カンクンねー、カンクンはここにくらべるとそんなにいいところではないからなー。

といういまいちな反応が返ってくる。

それでもどこがいいの?ときくと、

「あと何日メキシコにいるんだ?」

『3日』

「3日というのは今日も入れてか?」

『いや今日をいれないで3日』

「それならオルボシュに行ってみたらどうだ?」

『そこにはなにがあるの?』

「おるボッシュはホエールシャーク(ジンベイザメ)が見れるところで有名なんだぞ、シュノーケリングで一緒に泳ぐことができる」

ジンベイザメは私も1年前ぐらいに知っただけだけど、
ダイビングをする人にとっては憧れの存在。

世界最大の魚で体長10mを超えるものもいる、
ただ個体数が少ないのとそもそも生態系自体がよくわかっていなくてここに行けば見れる!というところは存在しない。

この時期にこの辺によく出没する、
というので有名なのがモルディブだったり、タイだったりする。
それでも100%ということはなく、いる確率が高い(10~20%ぐらい?)という程度。

私の情報不足かもしれないけどメキシコで見れるなんて聞いたことがない。

せっかくなのでもう少し詳しく聞いてみる。

『それはいくらぐらいするものなの?』

「80ドルぐらいだったと思う」

高い!

一気に行く気がなくなっていく、
80ドルあったらダイビングに普通にいけてしまう。


そもそも実は私はすでにジンベイザメと泳いだことがある、
去年の12月にタイでダイビングをしていたとき、

普通に?ジンベイザメが現れて、
ちょうどダイビングに行くところだったのでそのまま飛び込んでジンベイザメとダイビング。

これがまだダイビングを始めて24本目のダイブ、
普通ではありえない話で1年間タイでダイビングのガイドをしていても見れなかったりすることもあるらしい。

まあでもダイビングですでに一緒に泳いでしまっているのでいまさらシュノーケルで一緒に泳いでも・・・。
(ジンベイザメとダイビングで泳げるのは奇跡に近い確率(1%未満)らしいです)

それにシュノーケルで泳ぐということならモルディブだったりオーストラリアでもできるという話を知っている。

それなら別に・・・

と思っていると、


「お前そこがただジンベイザメが見れるところだと思っているだろう?」

『なにか他に見れるの?』

「お前見れるなんてものじゃないぞ、
そもそもそこはジンベイザメが群生していて一度に10頭とか15頭同時にみれてりするんだぞ!」


ええーーー!
そんなところこの世に存在するのかよ!
私はジンベイザメについてはさっぱり詳しくないけど、
ちょっとダイビング雑誌とかを読んだ感じではものすごく貴重な存在。
1頭みれたらものすごくラッキー、と書いてあった。


『お兄ちゃん、それ本当か?』

「当たり前だよ、去年俺もはじめていったんだけど、
そのときはジンベイザメを5頭見れたぞ」

おいおい、マジかよ、ジンベイザメってそんなにいるものなのか?

「さらにそのときはマンタもいて、
マンタが右から迫ってきてぶつかりそうになったからよけたらジンベイがいて、
マンタとジンベイに挟まれちまったよ。
そしてその前をイルカが2頭はねていたぞ」


それはいくらなんでも無理がないか?
クリスチャン・ラッセン(有名な抽象的な海の絵を書く人)の絵を見たんじゃないのか?

ヨーロピアンのいうことだからアメリカ人よりはましにしても誇張表現は多そう、
しかし話半分にしてもジンベイザメには会うことができそうな感じ。

『それでジンベイザメには必ずあえるの?』

「1頭なら必ずあえる!
それはそのツアーのギャランティーになってるからな
あとは何頭みれるかの違いかな。
運がよければ10頭以上いてジンベイザメにかこまれることもあるらしいぞ」


そんなすごいところがあるとは、
行ってみたくはあるがそもそもそのオルボッシュというのがどこかわからない。

聞くとカンクンからさらに北へ行ったところでメキシコ湾とカリブ海がぶつかるところ、
そのためプランクトンがいっぱいいてそれを食べるジンベイザメがやってくるらしい。

行き方を聞くとお兄ちゃんは自分の車で行ったからわからないけど、
カンクンからチキーラという場所にバスが出ているはずで、たぶん3時間ぐらいかかるんじゃないかな。
チキーラの対岸がオルボッシュ島で船で30分ぐらい、1時間に1本ぐらいの割合で出ているはず。


行き方がはっきりわからないのでは行きようがない、
ついでに地図も何にもないところに行くのはなんちゃってバックパッカーには辛い。

基本的にガイドブックに乗っているとか、地図があるところしかいかない軟弱?パッカーなので・・・。


まあとりあえずどちらにしてもカンクンにいくことにする。

バスでカンクンに行きバスターミナルについて、
そこでチキーラをさがすとちゃんとバスが出ていた。

さっそく何時に出るのか聞くと、
朝7:50と午後13:30の2便だけだった。

どちらにしても今日移動するのはもう無理、
行くとしても明日だけど、あのダイビングガイドのお兄ちゃんの話だけを信じて、
いや実は違ってたなんてことになったら時間の無駄。

そもそも帰国日は23日早朝で、今日が19日だからあと3日しかない。

ジンベイザメを見に行くツアーは早朝かららしいけど、
帰りのバスも1日2便しかなくて最終が13:30発。
これを逃したらその日のうちに帰ってくるのは無理になるだろう。

かなりギリギリの日程になる、
短期旅行者にこのふって湧いたような話に乗るのはさすがに厳しいかな。

この日は近くの島まで行く予定で、
本来なら明日からダイビングをするつもり。

まあどちらにしても今日はとりあえずその島まで行くことにする。

投稿者 nabe : 2007年08月12日 15:30


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