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2008年01月29日

『新聞の裏面』

『新聞の裏面』

まず考えるべきことは、
基本的に政治家は頭はよくないけど、
その周りにいる官僚とかはものすごく頭がよい。

それから考えると、
自分が考えつくことはまず間違いなくすでに考えられて検討されたこと、
このように考えると新聞の裏面が読めてきます。

先の場合は表面では、

法案を成立させた後に要請したって受け入れられるわけない

という結論になりましたが裏面の考えでは、
法案を成立させた後に要請したって受け入れられるわけないのだから、
先にアメリカに要請して譲歩を引き出しておかなければいけない。
ということになる。

すなわち、
民主党を納得させるためにアメリカも使途を明確にするという譲歩をしてください
と法案を審議しているときにはすでにアメリカに話をしているということになる。

ただこれを正式に要請をしてしまうと、
いや、それは無理!
とアメリカが拒否したときには、
民主党が勢いづくし、国民の感情としてもそれなら給油はやらなくてよいのでは?
となり法案を成立するのは不可能になるといってよい。

なので内々にアメリカにこんな要請をしたいんだけど、
アメリカは受け入れてくれるの?
と聞き取り調査を政府高官の間でしているでしょう。

その結果、いやそれは無理!という回答が返ってきた、
というのが今回の結果になるのです。

もしここでアメリカが、それなら要請を受け入れると内々で教えてもらえたならば、

自民党は正式に要請して、
アメリカは法案のために要請を受け入れてくれるのだから、
民主党もさすがにこれは認めてよ、というようにすると民意の理解も得られやすくなる。

なので要請が受け入れられるならそれは法案成立の宣伝に使うはずなので、
それをしないという時点でアメリカが要請を拒否することが決まっていた(すでに拒否していた)
ということになるのです。


したがって今回の新聞の記事はすでに去年の11月ぐらいには結論が出ていたことを、
まあ一応民意もあるし、なんにも要請しないというのでは自民党としても格好がつかない、
成立がしてしまったあとならアメリカが拒否してもまあしょうがないよね、
という感じでそのまま給油も行なうことができる。

このようにあくまで形式上の出来事なのです。

投稿者 nabe : 2008年01月29日 01:13


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