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2008年06月23日
『永久に使える電球 その2』
『過ぎたるは及ばざるが如し』
せっかくなので話をさらに無駄に掘り下げると、
もし松下とか東芝が電球を専門に作っている会社だとしたら、
長期的には株は売りです。
なぜなら電球が売れなくなるから、
製造業で最も作ってはいけないものは
絶対に壊れないものを作ること
というのも製造業は基本的に物を作って売ることで利益を得る、
売ったものを修理することで利益をえることもできるけど、
製造業はやっぱり物を売ることで利益を得るのが一番効率がよい。
普通なら物は壊れるので、壊れたら新しいものを買う、
新しい製品がでたらそれに買い換える、
これによって製造業はまた物を売ることができる。
絶対に壊れないものを作るということは、
このサイクルを断ち切ることになり、
瞬間的にはよい製品でいっぱい売れても、
そのあと壊れなければ誰も買わなくなるので利益が出なくなる。
これはネズミ講と同じ論理が成り立つ、
親会員が子会員を5人作る、
子会員がさらに子会員(孫会員)を5人ずつつくる
これで親会員の下には5(子)+(5×5)(孫)=30人
孫会員がさらに5人ずつつくると
30+(5×5×5)=155人
自分の下の会員が1つ物を売ることに1万円入るとすると、
それぞれが1つ売れば125万円何もしなくても手に入ります!
孫孫会員が5人ずつ会員を作ったら
125+(5×5×5×5)=750人
まさに雪だるま式に利益がどんどん増えていく!
と思うけど、
これが親会員が100人いたらこの時点で75000人の人がこのネズミ講にかかわっていることになる。
さらに孫孫孫会員5人ずつだと
3875人が1つの親にいるので100倍で39万人がかかわっている。
日本の総人口の0.3%に当たる人数、
どこの大企業でもこんな人数は雇用していない。
で、この話が最後まで行くと、
日本の人口を会員数が越えてしまうことになる、
それはありえないので利益をだす極大が存在することになる。
よってこのネズミ講は始まった時点でどうやったとしても最大の利益が確定している、
あとはそれをどのように分配するかの違いでしかない。
このように利益をだすのにどの要因でも限界があるとすると、
それによって利益の極大が決まってしまい、それ以上の利益をだすことが不可能になる。
株価は企業が生み出す利益から価値を換算してその値段がきまる、
株価が1000円で1年間に1100円稼げるのならその会社の株は安い、
逆に900円ならばその会社の株は高いので安くなることになる。
この利益をうみだす能力は製品の品質だったり販売能力などで変わっていく。
しかしこれが製品の総販売個数の限界があると株価は確定してしまう、
総販売個数は世界の住宅の数とそれに使われる電球の数。
世界人口は増えるとはいえ、それにも限界があるので結局利益の極大が存在してしまう。
よって利益の極大に達した時点で理論的には株価は0円になる(それ以上販売して利益を生み出すことができないので)
こうして壊れない製品を作った会社は、
その製品品質がよすぎるが故に自らを滅ぼしてしまうのです。
過ぎたるは及ばざるが如し
とはまさにこのこと、
日本の会社もついにその領域に手をださなければいけないほどに、
追い詰められてきたのでしょうか。
製品の安さでは中国とかにはかなわないからなー、
品質を上げるのは必然とはいえ、
永久に使える電球を作り出すほどに追い詰められはじめているとは。
この分なら壊れないテレビや冷蔵庫を作らざるをえない時期が来るのも相当区はないのかな・・・
投稿者 nabe : 2008年06月23日 00:40